内容説明
高校生たちの自宅に届けられた謎のお札。それには「世直しだええじゃないか」の一文があった。ここは幕末のええじゃないか参りの発祥地。彼らはその言葉をヒントに自分たちが元気になる「ええじゃないか祭り」を企画した。だが、ライブと手筒花火と踊りの手作り祭典を潰滅させようとする怪しい影がしのびよる…。感動の青春小説、誕生。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ワカメちゃん。
5
二学期に入り、 子供たちは運動会の練習にキラキラと打ち込む。 そんな姿を見ていたら、 青春ものがよみたくなって、 図書館にずらり並ぶ背表紙に、 17才の挑戦というサブタイトルが目にとまりました。 ぼくらの七日間戦争は、 子供のときハマった映画のひとつ。 同じ作者…とは。 私が17才から離れすぎたのか、 なんだか熱くなりきれませんでした。 残念です。 ただ、「若い人は、目標さえ見つかれば、燃えます」 ここは素敵です。 私もいつまでも目標を見つけ続けて、 若い人でいたいです(笑)2015/09/17
a m
4
最初のストーリーで読むのを諦めようかな、とか思っていたけど、特に興味をもてたのは□□□でも、ええじゃないか。など沢山の言葉。セブンシスターが先生からの愛のムチでだんだん心を開けていけるようになった場面などおもしろかった。世の中、このような先生も少ないなーと思った。幸せ、不幸せと感じても他人と比べるのではなく感じかた次第で人生は変わる。生きてるだけでええじゃないかと思える一冊でした!。2014/02/27
とうこ
1
図書館で手に取りパラパラと捲った時、宮沢賢治のパロディが目にとまり、それが面白かったので借りてみた。物語自体はさらさらと読めるし、所々にとてもよい事が書いてあるので、疲れた時に読むといいかもと思う。2021/01/24
せいじ
0
☆☆☆2017/04/08
あややん
0
舞台は愛知県豊橋市のお話です。愛知県の中でも名古屋市に次いで第2位の豊橋、新幹線も停まる豊橋。でも自分自身県民としてもちょっと地味な感じは否めない豊橋。 その中で、高校生が思いついた幕末のええじゃないかの再現 読んでてワクワクしました。 あっという間に読み終えることが出来ます。 同じ生きるなら面白おかしく生きなきゃ損損というエネルギーと、高校生の若いパワーに圧倒されました。 おすすめです2015/12/22
-
- 電子書籍
- サマー・ソルト・ターン(2)