サラマンダーの夜

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  • サイズ B6判/ページ数 362p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784048735070
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

風俗店と消費者金融が入居する、東京・池袋の雑居ビルで爆発を伴った火災が発生!従業員と客、19名の死傷者を数える大惨事となった。遺体収容先を取材に訪れた女性記者・三津濃まゆ子は、そこで被害者の恋人と名乗る若いホストと出会う。過失による事故か、放火か?捜査が進むにつれて浮かび上がる暴力団との関わり。捜査一課の黒田は、警察上層部の動きに怪しい臭いをかぎ取るのだが…。歓楽街のビル火災に残された“謎”を軸に業深き人間の姿をリアルに描き、圧巻の結末へと至る、第一級の警察小説。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しわじい

1
「サラマンダー」とは、火の中にすめるトカゲのような生き物らしい。池袋の雑居ビルで深夜起きた火災は単なる火事ではなく結局は警察の腐敗をあぶりだすことになる。暴力犯捜査専門の部署である四課と火災犯を捜査する捜査一課、そして火災のあった雑居ビルがあった池袋中央署の生活安全課が絡み合う。“監察”と言われる、警察官の不正行為に対して監視、摘発する係・部門。東都タイムスの美津濃記者が絡んで、捜査一課の黒田警部補とちょっとお互い気を引くような場面もあったが、特に大きな進展もなく、ちょっとそのあたりは残念だったなぁ。2013/05/24

gokuri

1
有名な放火事件を題材に、人間模様を描く。 「悪人」や「最悪」を思わせるクライムストーリーだが 読ませる展開と登場人物の言動に引き込まれていく。2012/09/20

オオイ

1
ズレていると言うかなんか中途半端。2012/08/25

みっきー

1
すごく読みやすい、わかりやすい本でした。図書館で借りたい本の目的が無く、なんとなく手にとった本を読むのも楽しいな(^^)風俗店の放火で16人が焼けしに、その事件を追う刑事と報道記者の視点それぞれから交互に物語が進みました。恋愛的要素も意外なことにすこーしはいってます。最後に腑に落ちない、なんか回答くれなくてもやもやする部分があったはずなのに(事件の真相とかではなく)今なんだったかでてこないやσ(^_^;)どわすれした。。。読みやすい本でした。私はおもしろかった(o^^o)2012/01/27

まりこ

1
ミステリー?帯に書いてあった圧巻の結末にひかれたけど、ちょっと期待がはずれちやったかな。記者と警察ってあんなに密着出来るものなの?いろいろ疑問残りました。2011/09/01

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