内容説明
32歳のOL3人が本当の幸せを求めて同盟を組んだ。医者、官僚、テレビマン…とコンパ、お見合いを重ね、泣き、笑い、悩みながら見つけた幸せは!?妙齢の女のかわいさ、したたかさ、それを取り巻くダメ男の姿をリアルに描き出す、痛快玉の輿小説。
著者等紹介
宇佐美游[ウサミユウ]
1962年青森県生まれ。L.A.マリネロビューティーカレッジ卒。モデル、商社OL、アメリカでのネイルアーティスト、シンガポールでの不動産会社勤務を経て、フリーランスライターとして活躍。現代女性の心理や、したたかさ、かわいさをリアルに描き出す手腕、その鋭く温かい眼差しには定評がある。2000年「調子のいい女」が第6回小説新潮長篇新人賞を受賞しデビュー
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感想・レビュー
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まり子
1
アンソロジーで宇佐美さんが書かれる男性のかっこよさに惹かれて、読んでみました。男性の描写がかっこいいということは文の主体である女性の書き方が上手いんだなと思います。どれほど相手の男性にうっとりしているのかが、読んでいて自分の体験のように伝わってきます。ただ、ろくでもない男が多すぎですね(^^;;そして真里の佐渡弁がかっこよかった!2014/01/25
おぎわら
0
★22005/04/10
mare
0
現実味が薄かったけれども、求めたものと結果は別として試行錯誤 悩みながらも”何か”をえようとするパワーは羨ましかった。2013/12/06
ぴちょ
0
へんな関西弁と時代背景がちょっと昔だなぁってかんじ。2012/06/01