出版社内容情報
今も残る戦跡や碑石をたどり、広大な軍事基地を歩き、変わり行く産業や自然、離島を含め、今日の沖縄の姿を豊富な写真と共に伝える。
1983年の初版発行から40年、永きにわたり読み継がれてきた『観光コースでない沖縄』の4度目の改訂版です。今回も沖縄在住の最良で第一線の執筆者が、日本復帰50年を経てもなお、激しく揺れ動く「今日の沖縄」の素顔を伝え、沖縄の歴史と現在を考えます。沖縄からは日本がよく見えます。沖縄をぬきにして、「日本」は見えてきません。したがって本書は、沖縄から「日本」へのメッセージであり、沖縄の現実にどう向き合えばいいのかの問いかけでもあります。
内容説明
全面改訂により、最新の情報満載!沖縄在住の最良のジャーナリストと研究者が、沖縄の歴史と現在をその“現場”から伝える、熱い本!
目次
1 日本にとって沖縄とは何か
2 沖縄戦―沖縄に刻まれた戦争
3 基地の島・OKINAWA―過重負担の現場から
4 沖縄の産業と経済
5 沖縄の自然―世界自然遺産と軍事基地
6 宮古の歴史と風土
7 八重山の歴史と風土
著者等紹介
新崎盛暉[アラサキモリテル]
1936年‐2018年。元沖縄大学学長・理事長。沖縄現代史研究と市民運動を長年牽引してきた
諸見里道浩[モロミザトミチヒロ]
1951年生まれ。ジャーナリスト、沖縄対外問題研究会会員。沖縄タイムス社元論説委員長、編集局長、専務。基地問題、沖縄戦、文化・芸能などを取材
謝花直美[ジャハナナオミ]
1962年生まれ。ジャーナリスト。沖縄タイムス記者として沖縄戦報道などに関わり、現在は沖縄戦・戦後史を研究
松元剛[マツモトツヨシ]
1965年生まれ。琉球新報記者として9年間の基地担当など主に基地報道に携わり、編集局長をへて常務取締役広告事業局長
島袋良太[シマブクロリョウタ]
1984年生まれ。琉球新報社政経部、中部支社、ワシントン特派員などをへて中部支社報道グループ長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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榊原 香織
kawa
二人娘の父
Nori
BluesGilimeno