内容説明
待望の森雪之丞の新詩集が遂に完成。Act Against AIDSのために書き下ろした「西暦2001年の未来」「63億分の1の旅人」、「別冊カドカワ桑田佳祐」に特別寄稿した「HEROの隠喩」、雪之丞を唯一の師匠と呼んでいたhideへのオマージュ「PRINCE GLITTER ROCK」など、全38編の詩が織りなすサイキックな冒険奇譚。絶望を愛しながら絶望と戦う全ての人へ贈るニュー・バイブル。
目次
目を醒ませ―ここからが夢だ(例えば闇を太陽の形に切り取ること;盗人たちの夜 ほか)
知るな触れろ―輝くモノすべてに(空想とノスタルジア;12色の夏 ほか)
見えない銃爪を引け―愛を囁くが如く(満月のピクニック;遊園地の幽霊 ほか)
賢者の嘘を真似ろ―絶望の5秒前に(63億分の1の旅人;あなたに泣いてほしくて ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ビシャカナ
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何処か品がある独自のセンスが魅力的。ダジャレのような意外なユーモアセンス。女性讃歌と少年のような青臭さ。2016/03/23
瑠璃ブック
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詩ですね。ちょっと意味が解らないのがあるけど女の人は凄いって書いてる内容が凄かった・・・「男がどれだけ色んな女に種付けしても生まれた子供はその男の子供という確証はない。女はどれだけ男と交わっても産んだ子は自分の子と言えるのだ。」確かに・・・・他に、もう会えない母に、もうすぐ母になる娘が謝りたいこと、伝えたいことを綴った詩は涙がこみ上げて来ました・・・この一冊はずっと手元に置いておきたいな。