内容説明
若き考古学者・葦原志津夫は、前代未聞の土偶を発見したとの報を受け、茨城県・石上遺跡へと向かった。だが、現場には無惨な焼死体が転がっており、情報提供者とも連絡が取れなくなってしまう。志津夫はわずかな手がかりを頼りに、前代未聞の土偶と死体の焼かれた温度が共に摂氏1200度以上という共通項を探りあてる。それが人類を破滅へと導く予兆とも知らずに…。いまここに前人未到の物語が幕を開ける。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いおむ
5
既読済みです。2016/04/23
Ai
4
下巻にまとめて記。2020/05/13
静かな月を見てる
2
再読。古代史、遮光器土偶、アラハバキ神、三輪山、長髓彦、イワレビコ、蛇神信仰、ピラミッド、地球外生命体、サイキック、三種の神器・・・。おもしろいもののオンパレードで楽しい。細かいことは気にせずにひたすら読み耽ればいい小説。作者は三輪山に実際に登って取材と妄想を膨らませてきたんだなぁとわかる。三輪山のオオモノヌシノカミの正体については同じ考えなので座右の書の一冊とした。2020/05/02
びぎR
2
♪2009/01/08
なが ソ・ノモノ
1
大和地方で磐余彦を迎え撃った豪族長髄彦に関連するSF 雰囲気は好き これを読んだせいで三輪山に登拝しに行った2015/02/28