内容説明
広告代理店に勤めるおれこと藤岡真は、上司の命令で正体不明の人気アイドル・ドミノを探す破目になる。その正体が“真弓”という少女らしいとわかって来たころ、わたしことプロの殺し屋“真弓”が、藤岡を狙って動き出す…。七転八倒、主客転倒の攻防の末、藤岡が辿りついた「ゲッベルスの秘密兵器」の正体とは。脳神経速度の限界に迫る、長編サスペンス。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ペトロトキシン
12
一気に読ませる勢いのある文章で、止まることなく読了。なるほど、群衆心理か。読んでる途中で、自殺とメディア内のドミノの絡みから『暗い日曜日』の事が頭に浮かんできていたので、作中に『暗い日曜日』が本当に出てきた時には背筋がゾクッとしました。でも、『暗い日曜日』のせいで自殺者が出たというのも都市伝説の域を出ないらしいらしいですね。「わたし」の正体に関しては、途中あからさまなヒントが出ていたので、そこまでの驚きはありませんでした。 2014/12/08
石
2
広告代理店に勤めるおれこと藤岡真は、上司の命令で正体不明の人気アイドル・ドミノを探す破目になる。その正体が“真弓”という少女らしいとわかって来たころ、わたしことプロの殺し屋“真弓”が、藤岡を狙って動き出す…。 読むのに時間がかかったけど、スケールが大きすぎて私には把握できなかった汗 でもラストの正子にちょっとびっくりした(笑)2013/09/06
muhamado
0
いろいろやられたわー2011/04/10