透明な水

透明な水

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  • サイズ B6判/ページ数 282p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784048727044
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

熱、光、色、音、そして時さえも―。すべてを吸い尽くして静まりかえる未踏峰の湖面。激しい血と破局の予兆をひそめながら、清澄な深さをたたえた孤高の文学空間。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

サト

1
女優・斉藤由貴の作品。エッセイ的ななにかかと思い読み始めたら短編集だった。彼女が20代後半?くらいの時のドラマを見たら顔がすっごく好みだった。世の中の総てを諦めたような澄んだ眼、恐ろしくぶっきらぼうなセリフ、童顔でひどく幼く可愛らしいのに溢れんばかりの色気の出てる美しい人だった。好きなアーティストの提供曲を多数歌っている彼女の書く文章が気になった。面白いとかつまらないとかではなく、なんとなくのイメージと違わない雰囲気で落ち着く。胡散臭い明るさのない、しかし絶望までいかない、道程のほんの段差みたいな。「悪気2016/03/24

ルミー

1
彼女がおそらく一番荒れていたであろう時期に書かれたもの。とにかくあの頃のこの人は膨大なエネルギーを抱えて、どこにぶつけていいかわからなくてわめいていた。鋭くて熱くて苦しいね。このころは多分死ぬことしか考えてなかったんじゃないか。2014/08/24

あるちゃ

1
まずは自分的記録から。発行年月と書店のブックカバーから推測するに、今は昔の独身時代、書籍代が月2万を越えていた頃に行く先々で本屋に立ち寄っては手当たり次第本を買っていた頃に購入した一冊と思われます。 錦糸町に勤めていたはずなのにLibroのブックカバー。 当時の錦糸町西武にLibroはあったけれど、そこでのメイン本屋は駅ビルの談だったので、恐らく池袋に行くと必ず立ち寄っていた池袋店の方で購入したと推測されます。 内容は…今も昔もなんか感じるところがあるんですよね。 彼女の、普段人には見せない引き出しを見せ2013/09/13

Maumim

0
1994年3月22日読了。

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