目次
8月3日 晴
幼稚園児の革命宣言
「子供の更生」
子供のジゴロ
子供の警句
子供のオヤジ
猫の子供
非転校声明
子供の引退
「子供の一生」〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
阿部義彦
15
平成2年発行。昔読んだけどたまたまブコフで見かけたので買って再読。子供のかくどうでも良い戯言なのですがそれを記述するのは、大人言葉という、ねじれ具合で笑わせてくれます。これはこれでワンアイディアの変奏曲たち、古びてないです。面白かった。2018/05/13
anco
11
絵本はそして子供は難解な存在でありました。2016/10/09
Apollo
3
学生の頃、「俺は子どもが嫌いだ!」と豪語する友人がいたが、その程度に彼も子どもだったのだと、この『絵本』を読みながら気づいた。経済について論じる子ども、わたせせいぞう風カフェバーでジョークを飛ばす子ども、大人を誘拐する赤ん坊、子どもが死んで大人になるホスピス、の話たちがとても楽しかった。でも、一番のお気に入りは前書きで、手当たり次第絵本をよみたい気分にさせられる。2017/05/10
motopurin
2
子供らしい日常が難解な文章で表現されていて、ニヤニヤしながら読んでいたら、突然現れる悲壮な訴えに笑いがひっこむ。なかなかに辛口な大人の絵本。2015/08/30
ようすけ
2
とある掲示板で見かけ、レビューもそう悪くなく手に取ってみましたが。 タイトル通り非常に難解、思わず顔が引きつり。 内容は、架空の子供の絵日記。その日記の部分が… 採点不能です。2014/02/11