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内容説明
長瀬の悪魔の誘導術などに押され、自慢のナンパテクなるものを披露することになった黒木。そして、運命の出会いを果たしたのが―ゆかりだった。きっとお嬢様に違いない、と思うぐらいに、おしとやかで天然なゆかりに黒木は舞い上がる。だが、お約束なことに、彼女は記憶喪失という重すぎるオプション付きだった。下心むき出しに、一人暮らしの自分の家に誘う黒木。宮本たちも監視を兼ねて黒木家に滞在することに。月島と一つ屋根の下に舞い上がり暴走する長瀬など、黒木の家は大騒ぎ。一方で、ゆかりを捜す不審な影が宮本たちの周りに出現し始め…。
著者等紹介
蝉川タカマル[セミカワタカマル]
東京都出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
YO-HEY@紅蓮ロデオ
16
とりあえず、CM砲ね!いやー、古き良きプロレスネタが多くて。。。少しマンネリしてきたけど、まだ面白い。ただ、時たま会話がくどいかな。もう少し、文章が上手くなったら、化けるだろうな~。2012/01/10
KEI
15
購入。4巻購入前に読了。この作品とは思えないほどの感動回。そして友情回。最後に長瀬が黒木の名前をちゃんと言ったのは、なんだかんだで彼のことを気遣ったのだと思いたい。2012/08/06
星野流人
13
今回は今までひどく雑な扱いをされ続けていた黒木がメインのエピソード。今回も黒木は毎回のごとくヘタレだったりウザかったりモブだったりなシーンが盛りだくさん。けれどクライマックスに彼が見せた愛する人への愛情、男気、そして宮本月島の友情……! すごい、燃えるな! 熱いな! ラストはちょっと切ない引きとなったが、それを乗り越えて笑う黒木の姿もまた、かっこよかった……。 今までのメインキャラクターは宮本月島長瀬だったと思うのだが、この巻を乗り越えて黒木もようやくメインキャラクターの1人になったような印象。2013/09/15
Mono
10
やっぱりこの作品はキャラがイイ。この巻のメインの黒木は前々からバカだと思っていたけど想像してた以上だった。友人たちからもネタキャラ扱いされてる始末。そんな彼も、ここぞという場面ではしっかり男を魅せてくれてカッコ良かった。彼の覚悟を受け止めて、全力でサポートする仲間も熱い奴らだった。黒木が仲間に助けを求めたシーンは特に心に響いた。最期の展開は黒木にとっては辛いものだったけど、物語としてはまさに青春という感じでいい終わり方だった。2011/12/15
ころん
10
3巻目にしてまさかの黒木メイン。自慢のナンパテク()を披露するために声をかけた女性が記憶喪失で、黒木の家でかくまうことに。今までも思ってたけど長瀬と宮本のやりとりが面白すぎる。なんだかんだ言いつつも仲良すぎでしょこのふたり。月島も黒木も相変わらずの馬鹿っぷりだし、宮本はどんどんロリコン化進んでるし、アンドリュっちゃう長瀬も可愛い。ほんとに、どのキャラも良いキャラしてると思います。キャラの魅力だけでストーリーをひっぱっていけるってすごい。次はどんな騒動に巻き込まれるのか楽しみ。2011/12/13