- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > ティーンズ・ファンタジー
- > 電撃文庫
内容説明
伊達、最上、上越露西亜へ外交官として赴いた武蔵アリアダスト教導院のメンバー達。だがそれを牽制するため、羽柴・秀次率いる戦闘外交艦“聚楽第”を先頭に羽柴勢が水戸領地に対し戦闘を開始。一方、武蔵では、生徒会と総長連合に対し、平和を求めて大久保・忠隣を代表とする委員長連が蜂起し、内部に潜入した伊佐、穴山ら真田十勇士は、艦の破壊工作の準備を進めていた。まさに内憂外患の武蔵は、この状況を打開し、東北・上越への活路を開くことができるのか!?各国に分割統治された中世の神州・日本を舞台に繰り広げる、壮大な戦国学園ファンタジー、第四話ついに完結。
著者等紹介
川上稔[カワカミミノル]
ライトノベル作家。1975年1月3日生まれ。東京出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まりも
43
再起の1冊。後悔と共に前へと進んでいく姿がかっこいい。ここからが本編なだけあって非常に熱い展開。特にトーリの発言とあの挿絵は1巻以上の熱さとかっこよさがありましたね。正純の討論、喜美と二代の戦闘など盛り上がるシーンが多すぎて困る。ウッキーも嘘をついてまで成実をゲットしようとしたりと武蔵勢は普段はアレだけどいざという時はしっかり決めてくれるよな。これからが更に楽しみになる1冊でした。2014/04/16
コリ
40
下巻は見所となる山場が多すぎて感想にいつも困るなぁ(苦笑)二代のスランプ脱出や伊佐の最期、ウルキアガの成美ゲットで武蔵加入など色々あったけど強いて言うならトーリの無双っぷりが一番心に残ったかな、と。P277からの、仲間達への語りが最高すぎる。ということで今巻印象的なトーリの一連のセリフをP291から。…「いいか?オメエら、よく聞いとけ。行くぞ世界征服。来いよ世界全体。俺達はもう負けねえ。そのつもりで相手してくれ。夢を叶えに、――行こうぜ皆」武蔵を統べるのは彼以外に有り得ないと、心底思った。2012/01/08
Yobata
29
大久保達の非戦派による内乱が発生するも乗り越え、ついに三国会談が開かれる。拒絶の意思を見せられるもトーリの王たる支持により協働を得て、ノヴゴロドに侵攻するP.A.Odaへ再起の為に武蔵が旅立つ…。奥州編下巻。今巻は臨時生徒総会,三国会談,真田の妨害対策,そして七尾城に手取川の戦いのP.A.Oda勢力との戦闘。臨時生徒総会は大久保は結構いい線いってたけど、武蔵のTOPたる生徒会の副会長直々の御礼による人心掌握には勝てなかったなwそれは確かに効果絶大だし、かなり悪女だったなw大久保は真田妨害の時に再び活躍→2014/04/22
_mogura19
19
ウッキーは嫁を手に入れた。武蔵は改装がおわって、主砲とかくっついてた。そろそろホライゾンの手持ち大罪武装が整理できなくなってきた私です。今回は、極東側のいろんな関係の決着がついた部分がおおく、すっきりしました。再起と約束をテーマにまとまっていたのかなと愚考する次第。いくつか残念といえば、政宗がやっぱり隻眼になってしまったとか、そんなもんすかね? 二代も再起したし、ムネシゲの武装効果もわかったし、トーリのママン活躍したし。トーリもかっこよかったよ。セージュンのネタも大爆発してたし、もう大満足。次期待。2012/09/10
まるぼろ
13
ページ数も千ページに迫る厚さですが、内容の密度も凄かった今巻。臨時生徒総会の決着と喜美が担当した二代への稽古、青竜の対処とウルキアガの成実への告白、武蔵出航と潜入していた真田勢との対決、そして様々な事が起きたノヴゴロドでの戦闘とその帰結…などなど全く以て見所満載な巻でした。オラニエが直前で公主隠しに遭ってしまったので肝心な謎についてはほぼ分からずじまいになってしまいましたが、武蔵勢の復活劇としてはこれ以上無い内容だったかと。成実も仲間に加わり次巻は関東にて北条攻めと言う事なのでノリキの活躍含め楽しみです。2016/01/27