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内容説明
学級委員長・早坂ちひろは、不良生徒の渋沢を更生させるため、彼がサボりに使う旧宿直室、通称「隠れ家」にやってきた。…はずだったのだが、渋沢が持ち込んでいた旧式の家庭用ゲーム機の魅力にいつの間にかずっぽりハマった彼女は、今では放課後単にゲームをするために足しげく「隠れ家」へと通うようになってしまった。堕落の一途をたどる委員長の“レトロゲーム師匠”に就任した渋沢は、ゲーム初心者の彼女による質問攻めにげんなりしつつ、導き方(?)を模索するが…!?優等生の真面目堅物(+天然)美少女と、能天気不良生徒の、ゆるゆる青春ゲームラブコメディ登場。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たこやき
7
何ということのない話なのだけど、なんたるオッサンホイホイ(笑) 丁度、ファミコン全盛期をリアルタイムで体験した身として、「そうそう」というところが色々と。逆に、この当時を知らない人だとどう感じるのだろう? とも思う。ただ……考えてみると、渋沢って、別にそこまでの「不良」ではないよなぁ……。そして……エキサイトバイクは現在でも通用する名作だと思う(既に感想から離れている気がするのは気にしない)2012/08/04
1_k
7
ああ、うん、レトロゲーネタだね、萌えるね。内容は全くないけど。それだけ。別に失敗してそうなったわけではなく、元々そういう作りなんだなあという感じ。ベテランだけあってキャラ萌えや展開、文章に不安はゼロなので、十分許せる。軽くサラっと読み飛ばし手後には何も残らない、それ以上でもそれ以下でもない本当にただのラノベでした。手堅く狙った50点を手堅く取った職人芸に拍手。2011/10/06
524
6
☆8、5 不良な主人公と真面目な委員長がレトロゲームをやるコメディ。ゲームが主題だが内容に関する知識はそれほど必要ではなく、あるあるネタにどれだけ共感できるかで面白さが変わる。あと、委員長が滅茶苦茶かわいい。なにこの萌えキャラ。2011/10/13
古槍新垢
5
購入予定はなかったが、帯の文句に誘われてつい買ってしまった。――べギ○マは決して裏切らない。こないだ出たゲー戦が合わなかったというか、FPSこそ実際のプレイをみてなんぼだなと思ったので、やはり『RPG』の方が文章にした時に違和感ないな、と。濃さはそれほどでもないけど、ゲーム要素で引っかかる点はなかったのでなかなかだと思う。ヒロインの思考も可愛いし。続刊ほしいなぁ…。2011/08/16
テツ
4
うおー マリオ、ファミスタ、スーパースターフォース、ワギャンなど名作ファミコンをまじえたストーリー展開は、もうそれだけでたまらない ニヤニヤしっぱなしだー 内容としては、『隠れ家』の心地よさが伝わってくるのが大きい ゲームどうこうは別にしてw、そういう場所があると少しだけ日々が楽しくなるよなあと あと、ベギラマをこよなく愛する気持ち、ちょうわかるw 理屈じゃないのですw2011/09/20