内容説明
原発がこれまで担ってきたエネルギーの代わりになるのは何か?太陽光発電や風力発電など再生可能エネルギーばかり注目されているが、経済性を無視した空論が多すぎる。低コストで、しかもCO2排出量の少ないエネルギーは、天然ガスを使った火力発電しかない。エネルギー問題のスペシャリストが緊急提言。
目次
第1章 脱原発の「切り札」は何か?(3・11後、問われる日本のエネルギー;エネルギーの本当の価値を考えよう ほか)
第2章 天然ガスの特性と現代の「地政学」(ゾロアスター教を生んだ天然ガスの炎;製造ガスから天然ガスの時代へ ほか)
第3章 「シェールガス革命」と革命後の世界(米国は天然ガス輸入国から輸出国へ;シェールガスの技術革命が石油の埋蔵量も変える ほか)
第4章 進む「天然ガスシフト」と日本企業の商機(日本は「多様性」を確保してバーゲニングパワー獲得へ;国際資源メジャーと中国がエネルギー権益を席巻 ほか)
第5章 これからのエネルギー需給。世界、そして日本の進路は?(原発ビジネスから脱落した日本。痛しかゆしのフランス;省エネは再生可能エネルギー以上にCO2削減に貢献する ほか)
著者等紹介
石井彰[イシイアキラ]
エネルギーアナリスト。1974年上智大学卒、日本経済新聞社記者を経て石油公団(現石油天然ガス・金属鉱物資源機構=JOGMEC)入団。米ハーバード大学国際問題研究所客員研究員、石油公団パリ事務所長などを経て、1992年から石油・天然ガスを中心としたエネルギーの国際動向分析を行う。2010年末までJOGMEC首席エコノミスト、2011年1月から非常勤の特別顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
大茶会
qoop
みくろん
coolflat
Junya Ishii
-
- 電子書籍
- 昆虫鑑識官ファーブル(4) ビッグコミ…