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内容説明
天正十三年、晩夏。上杉家の人質として春日山で槍の稽古に励む真田幸村の許に届いたのは、徳川家による上田攻めの一報。上野沼田の地を巡り、徳川・北条両家による真田家討伐がついに始まった。まだ初陣前の幸村も上杉景勝の許しを得て上田城に急行し、真田家存続をかけた一戦に参加することに…。だがそこで目の当たりにするのは、絶対的な戦力差と、父・昌幸が描く老獪な作戦だった。北条征伐のきっかけとなる攻防戦。その裏に渦巻く秀吉・家康の陰謀の中、まだ若かりし幸村が戦場を駆け抜ける。
著者等紹介
出海まこと[イズミマコト]
小説家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
三代目けんこと
17
あっ!続編出てるんだ。
すぎねえ
2
日本史の成績は訊かないで!(爆)なおいらなので史実がどうとか時代考証がどうとか、そんな事はさっぱり分かりませんしこだわってません。数多の武将の中で「キャラ立ち」しているという点で五指に入るだろう真田幸村の話のようだし、という理由でほぼ表紙買い。で、読んでみて、えーとエンタテインメントな時代物、戦国物として面白いです。うっすらとしか知らない真田十勇士も現時点で半分出てきてるようだし。くの一とのコイバナ(←)は正直どうでもいいけど、サマーウォーズに出てきた上田城攻防戦てことでワクワクw続きが気になります。2011/08/29
deltazulu
2
十五歳にして、槍の名手であり、でも人の腹を探るのは苦手。そんなまっすぐさを持つ真田幸村の姿が格好良いい。及ばぬ存在としての父・昌幸の策士っぷりもすごかったですが、ここから父を超えてくためにどんな生き方をしていくのか、続きが気になります。あと、くノ一との恋……かどうかわからない思いとかも気になる。2011/06/30
akapon
1
再読。2011年に上巻が刊行されたきりで続編が出ず打ち切りかと嘆いていたのだが今年の大河ドラマ『真田丸』の影響かこの3月に同じ作者さんの『天正真田戦記~名胡桃事変~』がメディアワークス文庫から出たので最初の方を読んだら『ロクモンセンキ』の続編じゃないですか! 厚さと密度から推測するに中巻・下巻として予定されていたものを一冊で刊行したようだ。まさか出るとは思わなかったので無上にうれしい。で最初から読み返してしまった。第一次上田合戦で真田軍の前に徳川軍がいかに無残に敗れたかが描かれているので真田好きはぜひ。2016/04/09
こうま
1
★★☆☆☆2011/08/19