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内容説明
どこか達観したような面持ちを見せる劣等生の兄と、彼に肉親以上の想いを抱える優等生の妹。一組の血の繋がった兄妹が、魔法科高校へ入学した。成績優秀、才色兼備な妹・深雪が、主席入学生の慣例として魔法科高校の生徒会にスカウトされた。そして兄・達也も、とあるトラブルを払いのけた事件をきっかけに、違反行為を取り締まる風紀委員にスカウトされる。劣等生(ウィード)にもかかわらず、風紀委員メンバーとなった達也。その活動中に、この学校を人知れず侵食する、謎の組織の存在を感じ取る。
著者等紹介
佐島勤[サトウツトム]
和洋のスペースオペラを糧に少年時代を過ごす。青年時代、ファンタジーと伝奇小説に転向。卒業後、企業戦士として現実世界に魂を売り渡すも、2011年ジュブナイル作家として空想世界に帰還を果たす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
海猫
174
前巻から間があいて読んだのでまた癖のある文章に慣れるのがちと厄介な上、なかなか話が動かないのには少しまいった。後半からそれなりのドラマがあり読めるようにはなったがここまでの2冊は長めのプロローグと見るべき内容だったようだ。設定の説明が長いのはもうこういう作風だと割り切りは出来たがもっと勢いがあればノリやすいんだかなあ。それもあとの展開次第で出てくるのだろうか?2011/12/14
いーたん
129
正直、文章は自分には合わないような気もしますが、それを補って余りある面白さでした。劣等生と言いながら、規格外の強さを誇る達也。さすがです、お兄様。主人公が無駄に強いとか読んでいて爽快なんで好みです。とりあえず、アニメ視聴済みなんで、アニメの範囲まではイメージしやすいし、一気に読めそうです。2015/04/28
Yobata
70
風紀委員のメンバーになった達也は、風紀委員の初の大仕事となる新入部員勧誘週間で私闘の末魔法を無許可しようした剣道部員を捕らえる。その争いは一科生と二科生,魔法の才能の有無を主体とした闘いだった。当事者でもあり魔法による差別撤廃を求める二科生の壬生先輩に撤廃を求める同盟に参加を求められるが拒否する達也。そこで急遽開かれる事になった同盟との討論会の裏には…。入学編下巻。下巻も結局説明多かったwでもまぁ許容範囲ではあるかなw?下巻では達也の俺TUEEE感が倍増してたねw「分解」の能力かぁ…やはりキャンセル系は→2013/08/15
夜桜キハ
62
無気力な時に無理やり読み進めていたので正直内容がおぼろげで……いやでも面白かったんですけどね。朝読の時間があるからって無理やり学校で読まなければよかった……。剣道部の騒動が実は大きなことに繋がっており……。テロリストとか学園世界ぶっ壊してきましたね。その上、司波達也の強さも目立ち陰りも描写されてきました。彼の過去に何があれば達観に至るのか?時々敵に投げかける言葉が出てきた彼の経験を知りたいです。沙耶香が色んな意味で目立っていましたが彼女は哀れですよね……だからこそ幸せになって欲しいです(笑)次巻も読みます2023/09/05
あーさん☆㊗️天久鷹央実写化!環奈ちゃん最高です!(≧▽≦)
59
ルビがあるので、読みやすい。中学生から読めそう。そして、面白い(* ̄∇ ̄)ノ2019/02/16
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