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内容説明
アイドルデビューをきっかけに、海上都市ニライカナイの高校・鳴谷鴬へと転入したアイザワ・モモは、なんとハセガワ・オリンと同じクラスに!積極的に声をかけたり、シャワールームで裸の付き合い(?)をしたりして、なんとか仲良くなろうとするモモと、それをことごとく突っぱねていくオリン。そんな噛み合わない二人だったのだが―。
著者等紹介
広沢サカキ[ヒロサワサカキ]
1984年神奈川県出身。『アイドライジング!』シリーズで第17回電撃小説大賞金賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
星野流人
17
闘うアイドルたちの物語、第2巻。今回は新人アイドルのモモとオリンが、タッグ戦無敗のヒール姉妹との闘いに挑むお話。そりゃあオリンちゃんみたいなキャラクターはこういう立ち位置になるでしょうな、という王道パターンを突き進んだだけあって、非常に熱くおもしろかった。オリンちゃんは、ツンデレなんですね! お父さんとのロケットのくだりは意表を突かれたし、とても良かったです。 それにしても無駄に溢れる百合っぽさが凄まじい。なんだあのお風呂のシーン。超エロい。 ベストイラストは、205頁のモモとオリン。 8/10点2013/10/20
カインズ
16
【見事な王道展開】卑怯な手段を使ってくる敵に一旦は敗北しながらも、厳しいトレーニングの果てにリベンジに成功するという王道展開を百合成分を交えながら描く巻。なんだかモモがやや残念な方向や危ない方向へ進み出してしまった気がしないでもないが、アホ可愛いから良いか。相変わらず危ないタキさんは、今回漢を見せる。あそこで暴走しないところがかなり意外だった。モモとサイのべたべたっぷりがちょっと少なかったのが残念だったかな。何気に裏方の男性陣二人も裏がありそうで気になるところ。2012/01/23
いかずち
12
1巻ではあまり絡みのなかったふたりが、タッグマッチを経て仲良くなるというお話。どこまでも純粋なモモと、典型的なツンデレのオリンの相性の良さは明らかではあるが、それに王道風のストーリーを加えることによってなんともいえない心地よさを生み出している。またアイドライジング自体の展開も、2回目の対戦でモモとオリンのとった行動が直前の敗戦の内容を踏襲しているなど、なかなか考えられていて面白い。オススメ度:★★★★☆2012/05/24
KEI
11
購入。今年の金賞受賞作が早くも2巻を発売。うんうん、安定して面白い。今回はタッグ戦。そうだよね、エンターテインメント重視(しかも美少女のみ)だったらイベント戦、タッグマッチになるのは当たり前だよな。友達と書いてライバルと読むとか、今どきないけど、それが熱い!それにしても、1巻では全く気にならなかったんだが、この作品ガチ百合だった。何故だろう、美少女同士がイチャイチャしているのを見ると心なしか罪悪感があるが・・・いいぞ、もっとやれ! カムさんも良い仕事するなぁ。忙しいだろうけど、頑張ってほしい。2011/06/11
中性色
8
そんなことよりおうどんたべたい。今回も話の造りは王道的というか、どこぞの週刊マンガ誌みたいな。でも、だからこそ破綻なく話を作れているし、それでいてしっかり畳めていることはプラス。ただ、前回もそうだったけど、アイドライジング自体も大事なファクターの一つなのに、やけにあっさりだなという印象を受けてしまうんだよなぁ。それとカラー絵で後輩に対して先輩が思うこととはとか書かれているけど、わりとどうでもいい内容だという。個人的にはモモが好み。2016/02/20