電撃文庫 Ｂａｂｙ Ｐｒｉｎｃｅｓｓ〈７〉

公野 櫻子【著】

アスキー・メディアワークス（2011/05発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 200p／高さ 15cm
• 商品コード 9784048705011
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

「リカが勝ったら、オニーチャンは、リカのものネ？剣道の試合に勝ったくらいじゃ、オニーチャンはわたさないんだから！」主人公・陽太郎や１９人姉妹の心が揺れ動いた、“きょうだい水入らず”の夏休みももう後半。剣道大会で優勝し、四女のヒカルが合宿から帰宅した天使家に、七女・立夏の元気な声が響きわたる。このひと言がきっかけで、姉妹たちは木花学園のマラソン大会に出場することに。陽太郎の“所有権”を賭けた、この真夏のラブバトルに向けて、姉妹たちはみずからの心の内を見つめ直す―。史上初、２Ｄ美少女による３Ｄアニメ化作品の原作ノベル最新巻。

著者等紹介

公野櫻子［キミノサクラコ］
東京都出身。個性豊かな１２人の妹が登場し、ゲーム化やＴＶアニメ化もされた『シスター・プリンセス』でデビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[た〜]

このラストで、しっかり（８）に続くと明記されているのに、著者が作家活動休止しているわけでもないのに、出版社が潰れたわけでもないのに、６年続きが出ていないってどういうことよ。

2017/07/19

[中性色]

この作品に関して、読了後にどうにももやもやしてしまうのはなぜかと考えたとき、巻毎の区切り方がラノベらしくないからなんじゃないかと思ったり。たしかにアニメの話数毎にして考えてみるとしっくりくるというか、妙な引きを作るんだよな。あと、ラブコメならラブコメでいいとしてそうすると家族設定が足引っ張りまくるのはどうにかならんか。あとこれは作者の癖なのかは知らんけど、キスが唐突すぎ。個人的には氷柱が好み。

2015/08/22

[ご主人様見習い]

私の一番といえるくらい現在お気に入りのハーレム小説だけど・・・今回は、失速気味かな。 なにやらシリアスムードになってて少しつまらない感じ。 大家族なんだからもっとドタバタし明るい話を読みたいな。 あと、女の子はたくさんいるのにひとりに力を入れすぎている感じがする。 まさか、最後にひとりの女の子とハッピーエンドで他の女の子は失恋という結末にはならないだろうな。 少し心配になってきた。 アニメ化は楽しみだけど原作の流れ次第ではアニメは見なくなるかも。

2013/11/02

[takao]

ついに来た本格的なヒカルのターン。ヒカルはメインヒロインでありながら、もう少しアピールポイントが欲しいなぁ、と思っていた私が浅はかでした。自分の気持ちに向き合い、自分のために動き出したヒカルが美しくて、凛々しくて。とにかく眩しかったです。マリアに対するセリフなんか、今までを考えると信じられないですね。マラソンの決着はまだですが、流れ的にはこれで完結といきそうな予感。ヒカルの気持ちに陽太郎がどう向き合うのか楽しみです。

2011/08/10

[のちの（ｒｙ]

まぁうすうすそうじゃないかと思われていた伏線の消化・・・といっても本決まりではないのか。まだどうにでも転びそうな感じ。ヒカルの明日は一体どちらだ！？　次巻にも期待です。　しかし、気付けば大分長丁場になってきたなぁ・・・どう落としてくるのやら。

2011/06/04