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内容説明
怒濤のゴールデンウィークが過ぎ去り、第二科学部に腰を落ち着けた高行は、部長であり、生まれながらに常識外れの頭脳を持った天才―“ジーニアス”の海竜王寺八葉、そして同じく入部した有屋美月と騒がしい日々を送っていた。しかしある日、第二科学部が居を構える『部室長屋』に学園都市運営機構の息がかかった『統括委員会』が現れ、長屋の取り壊しと退去を一方的に通告してくる。高行たち三人は個性豊かな長屋住人たちと協力して、抵抗運動を起こすが、委員会側は何やら卑劣な策を巡らし…?第二科学部、いきなり解散の危機!?加速する青春ストーリー、待望の第2弾。
著者等紹介
優木カズヒロ[ユウキカズヒロ]
1986年山形県出身。電撃文庫より、ライトノベル作品を出版(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
中性色
13
こいつらスプリングしてるなぁ。いや、センテンスじゃなくてブルーの方だが。物語としては1巻よりは好きだけど、その分設定をもてあましている印象かな。にしても、どんぐりの破壊力がやべぇ。今回は八葉と有屋に絞っているからか、他のキャラは少なめというか、よくわからんサークルのばっかりだし。しかし、何故あの人は蜂チョイス。ただ、こういう作品だからかただ単純に長屋を取り壊すという類の話でもなさそうなのが。個人的には有屋が好み。2016/06/02
有子
5
学生犯罪を取り締まる統括委員なのに、公平で冷静な宮野さん好きだわ。あと、八葉が作ったまだ名前のないAIも面白くて好き。今後も出てきて欲しいな。「明日笑える方を今日選べ。昨日のことは気にすんな」って、香澄さんまじかっこいいw2014/08/11
秋庭誠
5
B- 青春小説とはこのような作品にあるのかもしれない。絵が可愛い。ジーニアス設定が今回はあまり出てこなかったのは、少しさびしいか。1巻に置いての時系列整理用の日付も二巻ではいらなかったかなー。 3巻完結ですか。どうケリをつけるのかな。あと八葉のブランチも開発されるのかな。2014/01/27
KEI
5
購入。全力で青春してるな。もうちょっとジーニアスの設定をいかしてくるかと思ったけど、そんなものうっちゃって真っ向勝負の学生運動だった。イレギュラーを利用しないイレギュラーに好感が持てた。しかし、この作者の文体ってこんな感じだったっけか?そこはかとなく森見登美彦のかほりがするような・・・。2011/05/07
ころん
5
今回も素晴らしい青春小説でした。世界設定は近未来的なのに、起こる出来事はまるで昭和のドラマを見ているみたいで。このギャップが好きです。下手にラブコメ方面には進まないで、このまま古き良き青春みたいな感じで進んでほしいなぁ2011/04/14