内容説明
JPRS技術陣による全編書き下ろし。DNSの本質を詳細に解説。初級技術者向け。
目次
第1部 導入編―インターネットの基礎知識(インターネットではどうやって相手を特定するのか;重要性を増すDNS)
第2部 入門編―DNSの基礎知識(急成長を可能にし、対応した仕組みの本質;DNSの概要;DNSにおける信頼性の確保と信頼の連鎖の構築)
第3部 実践編―DNSの設定と運用(基本的な知識;キャッシュDNSサーバーの設定と運用;権威DNSサーバーの設定と運用;DNS運用技術)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
紙魚
1
題名に「実践」とあるだけあって、DNSやTCP/IPについての基本的な知識があることを前提に書かれているので、DNSについて知りたいときに最初に読む本ではなかった。もう少しウスイ本を読んでから再度読み直そう。2017/08/31
M
1
「9.2.2 本来あるべき引っ越し手順」は、権威DNSの移行をやる前には読んでおいた方が良い章。この点は中堅エンジニアでも間違えている人が本当に多くて、DNS浸透問題が広まる原因でもあり…ただ、「DNS浸透問題は無い」と言い切っているけれど、キャリアのガラケー向けDNSは完全にDNSのTTLを無視する仕様もあるので、全く無いは言い過ぎだよ、と思ったりもする。なんにせよ、誰も意識しないけれど深くて大切なDNSの世界の教科書として優秀な一冊。2015/01/08
butako
0
浸透言うな、っていう話を最近よく耳にするのと、実務で権威DNSサーバの移行をするかもな状況になったので読んでみた。オライリーのDNS本は目次見る限りDNSSECについて深く言及されてなさそうだったけど、こちらはむしろそっちがメイン。ちょうどDNSSEC移行時期に発売されたからなのかも。 内容は十分詳しいし、移行についてもちゃんと記載されていたのはGood。ただ、実際の移行時、TTLを無視してキャッシュし続けるDNSサーバやらDNSフォワーダとかのことは考えなくて良いのか、という疑問はもやっとしたまま。2016/05/07
らはるとはると
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DNSと言うよりDNSSECに関して詳述されている本。実際DNSSECが普及するのはもっと先だろうし、DNSに関して勉強するには違う本の方がいい気がする。個人的にはBIND9の新機能をもっと細かく書いて欲しかった。2012/02/02
kosugi
0
DNSSEC アツい. 全体的に図が分かりづらいのが残念.2011/12/22
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- 和書
- 立原正秋風姿伝 中公文庫