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内容説明
「『鬼』の正体は探るな」クラウス教授にそう忠告された絶対城。しかし、妖怪学における『鬼』の正体を探るため、礼音と共に政財界の有力者が集まるパーティに参加することを決める。そこで絶縁した家族と対峙した絶対城は、『鬼』の正体がこの国のタブーであることを知る。さらに、幼い頃に絶対城の世話をしていた執事の高岩と再会し、秘匿されていた櫻城晃の死の真相を告げられることに―。妖怪学最大の禁忌『鬼』に絶対城が迫る、緊迫の第6弾。
著者等紹介
峰守ひろかず[ミネモリヒロカズ]
第十四回電撃小説大賞“大賞”を受賞した『ほうかご百物語』で電撃文庫からデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆみきーにゃ
61
《購入》とうとう鬼の真実がー、、、ユーレイ今回も大活躍でしたね。またまた新たな謎が出現し気になります。続きが楽しみ。2015/03/22
坂城 弥生
57
なんだかものすごく大きな秘密を明かされましたけど…? とりあえず『鬼』についての因縁は決着がついたね。ちょっと最後の暴露がすごすぎて放心状態です。2021/03/08
あっちゃん
54
第一シーズン完!という事で鬼のクライマックスは案外あっけない(笑)でも、のっぺらぼうの正体には驚かされました!さて、次回以降はどんな話になるのか?2人に進展は?などと期待しつつ( ̄ー ̄)2023/11/05
つばめ
39
6作目。絶対城先輩の大切な学友の命を奪い、師事している教授からも手を引けと忠告を受ける程の存在の「鬼」が今作のテーマ。鬼とは何なのか。蔑称であったり何か怖いものという記号であったり執念であったりと色々な姿を見せる不思議な存在。今までになく絶対城先輩も礼音も心身を削られて行く。そして、ゆらりと現れては不穏な空気を残して去っていく「のっぺらぼう」。まさかな正体も明かされ、次巻はどういう展開になるんだ…毎回気になって読み進めてしまう。2025/03/15
おぬち
29
第一シリーズ完!良いですなー。今回で鬼が完!するわけですが、先輩と礼音の距離感がもう焦ったい!焦ったいのあまり好きじゃないんだけど、この作品はちょうどいい。第二シリーズ早く読みたい!今度はなにがテーマなのだろうか2020/01/14