メディアワークス文庫<br> 招き猫神社のテンテコ舞いな日々

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メディアワークス文庫
招き猫神社のテンテコ舞いな日々

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  • サイズ 文庫判/ページ数 322p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784048691192
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

会社が倒産したため、着の身着のまま、東京の片隅にある神社に管理人として身を寄せることになった青年。落ち込みながらも、再起に向けて前向きに暮らそうとする。ところが、この神社には3匹の“化け猫”が棲みついていた。大きくてブサイクな虎猫と、灰色の毛玉のような仔猫2匹。傍若無人ぶりを発揮する彼らに、青年はただひたすら翻弄され―。どこか憎めない化け猫たちとの生活を愉快に描く物語。化け猫もけっこう可愛いものですよ…たぶん!

著者等紹介

有間カオル[アリマカオル]
東京都出身。法政大学文学部哲学科卒。『太陽のあくび』でメディアワークス文庫賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

七色一味

79
読破。この作家さんは『魔法使いのハーブティー』以来二冊目となる作品。いくら化け猫とはいえ、毒殺しようとしたりは、動物愛護団体からクレーム来そうなんですが(まぁ、化け猫じゃ来ないか?)。それにしてもこの手の作品では、大抵主人公は、終わり頃には「いい人」になってそうなもんなんですがねぇ。なかなか悔い改めてくれません。2015/10/17

優花 🍯モグモグ

78
最近は、ガッツリ読書を楽しむというよりは、軽めの本を楽しむ感じです。軽く読め、目付きの悪いブサイクな化け猫。口が悪いけれど憎めない、可愛らしい仔猫の化け猫たち。化け猫たちと主人公の掛け合いにほのぼのします。2015/11/21

papako

69
電子書籍セールで気になって。起業に敗れて都心から郊外のなんちゃって神社に。そこには招き猫と化け猫がいた。最初は化け猫虎や主人公の喋り方が気になっていたけど、だんだん変わっていく主人公に好感度があがりました。グレイ×2匹のたたみかける罵詈雑言が楽しい。決していい子ちゃんになったわけでも心を入れ替えたわけでもないのに、周りに関わることで何かが変わった主人公。うん、なかなか楽しい。2019/01/18

はつばあば

51
久々に読了するのに時間がかかった。昨日は生協・今日はマッサージと家にいながら用事が済むのはいいが・・忙しい。内容も寂れた神社に住む化け猫さんと、起業した会社が倒産し都落ちしてきた青年が同居することになった。ツンデレ猫の虎と口達者な双子の?子猫。それぞれが慣れ合わないって状況の本て滅多にあるものでは無い。それが読むのに時間が掛かった原因かもしれない。明日は絶対鬼滅の刃を読了するぞ!2020/06/05

harupon

45
楽しく読了♪伯父に代わって管理することになった“招き猫神社”。社務所という事になっている家の中には、ぶっさいくな虎猫と二匹の仔猫。実は妖猫で人の姿に化ける。虎は猫姿はぶさいくなのに、人になると目つきは悪いが色男、長身で野生の豹を思わせる…美丈夫。物語りは面白い展開でした。ええ話だったわ。シリーズ物?続きも読みたいわ。2021/05/28

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