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内容説明
強豪山霧学園を破るも、甲子園の切符を逃した巧也たち。夏休みは、アルバイトと練習の日々に明け暮れていた。日を追うにつれ、次第に蘭は巧也に惹かれていく。綾音の気持ちを思い揺れる蘭。そして秋季大会。雪辱を期す巧也たちと同じくこの大会に懸ける学校があった。蘭の兄、球士ら立秋館高校である。準々決勝に駒を進めた巧也たち。その対戦相手は―運命の悪戯か立秋館だった。兄の執念を知る蘭は悩む。様々な想いを胸に秘め、蘭は試合に臨むのだが―。
著者等紹介
柏葉空十郎[カシワバソラジュウロウ]
第14回電撃小説大賞にて『桜田家のヒミツ』が最終選考候補作品に。2008年6月同作品にてデビュー。広島県出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちょこまーぶる
39
読後の一声は「暑っ、でも青春時代に戻りたいよ~」だった一冊でした。勉強ができる公立高校の野球部が甲子園を目指す話ですが、21世紀枠狙いという事だけで心をギュっと掴まれましたね。強豪の私立高にはかなわないので、どうしたら21世紀枠に選ばれるか?頭の良い部員たちの分析が素晴らしくて、こんな出場の仕方も大いに有りと思いましたね。そして、彼らのチームが「自分が活躍する」という思いではなく、自分の出来ることを集中して練習し、チームメイトに繋げていくという野球に紙面を捲るスピードが速かったですね。負けて悔いなしで。2019/11/12
A3
19
野球を知らない人の為だと思うが、解説が多すぎて、テンポが悪かった。終盤に向けて盛り上がるはずが、ちょっと残念。。2014/05/11
ソラ
8
【再読】2018/03/25
太陽
4
1巻に増して綾音がうざい…。一体どういう層を狙ったキャラ付けなんでしょう?彼女に共感を抱く女性読者も、彼女に好感を抱く男性読者もいないと思うのですが…?恋愛パートを読むのがかなり苦痛でした。この調子で続くなら続巻はもう読まなくてもいいかな…。2011/08/06
らむり
3
★★★★☆