出版社内容情報
国民的作家・村上春樹の作品と本人にまつわる様々なエピソードから、その作品世界と不思議な魅力を読み解くためのカギをわかりやすくガイド。『1Q84』、『ノルウェイの森』、『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』等、春樹の全作品を通じて、彼がいかに小説を書き始め、そしてどのようにして現在の作品スタイルを築き上げたかを解説します。現代文学研究の第一人者による、「村上春樹作品を読むのが10倍楽しくなる」ガイドブックです。
内容説明
国民的作家・村上春樹の作品と本人にまつわる様々なエピソードから、その作品世界と不思議な魅力を読み解くためのカギをしっかり、わかりやすくガイド。『1Q84』や『ノルウェイの森』をはじめ、春樹の全作品を読むのがずっと楽しくなる、目からウロコの新情報・新解説が満載。
目次
第1章 謎の作家―村上春樹って実在するの?
第2章 走りはじめた日々―そうだ、小説を書こう
第3章 物語が始まる―作家になるのは楽じゃない?
第4章 不思議の国への招待―そこにはアリスや千尋もいる?
第5章 日本人の心―なぜ世界中で読まれるのか
第6章 愛と性行為―恋愛とは?セックスとは?
著者等紹介
柘植光彦[ツゲテルヒコ]
1963年、東京大学仏文科を卒業、1971年、東京大学大学院国語国文学専攻の博士課程を満期退学。現代日本文学研究の先駆者として、現代文学にかかわる批評・研究や、学会活動を展開した。村上春樹関係の仕事としては、研究の対象としている現代作家は、埴谷雄高・大江健三郎から、よしもとばなな・小川洋子まで、五十人以上にのぼる。現在、専修大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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