内容説明
竜槍戦争さ中のクリン。悪の竜女卿キティアラは、かつての恋人タニスら一行が竜卿ヴェルミナァルドを暗殺したと知る。ソラムニア騎士デレク卿をそそのかして秘宝ドラゴン・オーブを盗ませる奸計のかたわら、嫉妬にかられたキティアラはタニスとローラナについて詮索するあまり、暗殺事件関与を疑われ窮地に陥る。一方ローラナたちは、デレク卿らとドラゴン・オーブを入手すべく“氷壁”へ向かうが、秘宝の守り手で、心を読む黒エルフ魔術師の竜卿フェアル=サスとの対決を余儀なくされる。シナリオに存在しながらも語られずにいた竜槍戦争舞台裏を、完全初邦訳。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Book Lover Mr.Garakuta
13
暑いものを感じるキティアラの本。何かの機会があれば、今一度、原書を再読したい。2019/06/26
Book Lover Mr.Garakuta
11
キティアラらしいと言えばらしいですね。彼女も、素敵だけど、最後がね。別れを惜しむ前にモンスターに化けるのが辛い。2019/07/05
そら
3
【戦記】の3巻の裏側で起こっていた、青の女卿キティアラを中心にした物語。 【戦記】では語られなかった、死の騎士ソス卿との関係やダークエルフ、フェアルサスとの氷結城での戦いなど、ランスファンには堪らない内容でした。2014/07/11
ハイランス
1
タニスたちがタルシスに向かった頃から始まるキティアラ目線での物語。ソス卿との出会いも必見。 デレク&ローラナ視点の氷壁城での冒険物語では、本編で出番が無いまま死んだフェアル=サスの大物感を見ておこうw2023/08/07
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- 洋書
- Escobar