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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スズ
42
帝国から反逆者の濡れ衣を被せられた晴凛は、ミーネと共にシムール族の都エルソムを訪れるが、部族長達が集った会議の席でミーネが晴凛の嫁になると宣言してしまう。だが、矢合わせの儀以来晴凛にベタ惚れ中のシャールも嫁候補に名乗りを上げ、どちらが嫁に相応しいか料理勝負をする事になり…。皆で和気藹々と楽しめる宴会料理で挑むミーネ、素朴だが温かみのある家庭料理で挑むシャール、どちらも愛する人に美味しい物を食べて貰いたいという純粋な好意で一杯で非常に良かった!大好きな人の隣でずっと一緒に歩んでいきたいと願う二人の恋心が素敵2018/04/21
まりも
14
晴凛の妻の座を手に入れるためにミーネ、シャールが料理対決する話。戦争どこ行ったとも言えるがあの状況でこういうイベントを起こすエオル王の人を操る力がとんでもないってことなのだろう。二人とも将来はいい嫁さんになれるね。そして晴凛の兄である光凛が本格参戦。自分の利益さえ守ればいいと考える帝国の政治に巻き込まれてしまったけど主人公サイドがどんどん膨らんできたので満足。ラーメン食いたくなった。2014/02/13
中性色
13
お前はどこの味皇だよ。今回は里帰りとか料理対決とか。ただ、今回はなり上がり感とか戦術を用いた戦いといった感じはないかな。一方その頃兄(弟)はとか対比ありすぎやろ。ただ、この人の言葉回しのうまさは割りと最初の人形劇の部分に集約されてると思う。にしてもビジュアルないキャラ覚えるのは難しいな。しかし、料理トリビアはいいけれど、偶然の産物じゃねーか。そして相変わらずのチョロインっぷり。個人的にはシャーネが好み。2016/05/27
まるぼろ
9
さて今巻は帝国内の腐敗した官僚政治に反旗を翻した睛凛率いる侘瑠徒の面々だったが、その旗頭に立った睛凛の嫁の座を巡ってミーネとシャールが料理対決をする話です…w それと軍資金の奪還を目指す帝国官僚達の罠に掛かった睛凛の兄の光凛の救出劇がメインです。とりあえず今巻はケバブと讃岐うどんが食べたくなる巻でした…w 今巻からだいぶデレが入ってるシャールさんはともかくミーネも大分色気づいてきて可愛らしく感じられるようになってます…w そして光凛や燎原さん等優秀な人が侘瑠徒側に就く様になって…、次巻も早いうちに。2014/06/24
Humbaba
8
直面している問題をすぐに解決しないで先送りにする。そのためにはある程度の対価は支払わなければならない。その対価が適当なものなのか、それとも過大なものなのかは人と状況によって変わってくる。また、先延ばしにしただけなので、将来的にはその問題を解決する必要が出てくる。2016/06/13
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