- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > ティーンズ・ファンタジー
- > 電撃文庫
内容説明
ある日、ふとしたきっかけで神様に殺されちゃった恭一。せめてもの詫びとして中途半端に逝き返らせてもらったものの、古今東西ありとあらゆる清めの方法(聖水、塩、日光、etc…)ですぐさま昇天する最弱ゾンビになってしまった。生前の姿にキチンと戻るには、神様から奇跡の力「GP」をもらわなくてはならず、そのために神様相手の人助け(?)をすることに。頼りにするのは殺人犯のちっちゃな神様コノハと、幼馴染みの美少女巫女姉妹。果たして恭一は無事逝き返ることができるのか?生死ドキドキ!?ラブコメディ。
著者等紹介
西村悠[ニシムラユウ]
1981年生まれ。東京在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
秋庭誠
8
D 主人公がゾンビで日光や塩でも死んじゃう、っていうのを除けば、幼なじみ・巫女さんなどもうテンプレ状態。実のとこ言うと自分、まだテンプレ作品読んだことが無かったので比較的楽しめたのですが。これで続刊が出てるならよかったけど、出てないのね(二年間の充電期間とはなんだったのか)。前作が良作なら明らかにこちらは駄作としか良いようがない。面白くない、というわけじゃないんだけどね。残念。2014/01/31
524
5
☆6 不運の事故で死んでしまった主人公が生き返るためにゾンビとなって神様の依頼を受けるドタバタラブコメ。キャラや設定がテンプレなのはまだいいとして、ドタバタラブコメのはずなのにクスリとも笑えなかったのは致命的。この作品ならではの光った点が全く見当たらないため、オススメのしようがない。2011/09/17
ふくろ
3
主人公が死んでゾンビになる話。物語も登場人物も内容が薄い。展開も少ないので読んでいて飽きた。2011/12/16
たこやき
3
主人公と女性陣、依頼人(依頼神?)の掛け合いは実に楽しい。ただ、「最弱のゾンビ」とか言う割に、あまり弱いと感じられず(日光がダメだけど、日傘を差していればOKとかあるし、夜は普通に強いし)、ただ沙希と近くにいさせるためだけだったような。他にも巫女とか、そういうのもあまり活きていると言えず、設定が活かし切れていない感があり、やや残念。2010/07/18
KUWAGATA
2
悪くはないのじゃがなあ。なにぶんテンプレすぎるのと展開がイマイチ派手さに欠けるのとで、モヤモヤしたまま読了。続きを視野に入れたラストではあるものの、商業的に厳しかったようですね。何というか、行間から作者の真面目な性格が滲み出てくるような気がして、そういうのがちょっと重いというか、素直に楽しめなかった理由の一つかも。文章はていねいで読みやすく、ユーモアもあるし、もう一ひねりでぐっと良くなっていたと思えるだけに残念。2015/04/17