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内容説明
魔族の手からエルフール王国を解放したセロ達。人々が復興に向け活気を取り戻す一方で、セロは“身に覚えのない悪夢”にうなされる日々が続いていた。そんな中、王都に滞在する一行のもとに、六賢人の一人、“楽人”シェリルからの手紙が届く。しかし、その内容は意外にも―!?伝説の魔導具“還流の輪環”を巡って魔族と六賢人が動き出す中、その魔道具を身に宿す少年・セロと、彼を導く黒猫魔導師・アルカインの選ぶ運命は?人気シリーズ第6弾。
著者等紹介
渡瀬草一郎[ワタセソウイチロウ]
昭和53年横浜生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まりも
8
束の間の平穏に思い思いの時間を過ごすセロたち。しかしその裏では賢人がセロ捕縛の為に策謀を絡めていた。これまでは対魔人という単純な構図だったけどこれに賢人も加わった事で色々複雑になってきましたね。セロが見た夢が今後どう繋がっていくのかも気になる所。マリアンヌやエスハといった神群が出るっていうのは嬉しいサービスだよな。魔人、賢人の陰謀も含め次巻も楽しみ。しかし全てを持っていくフィノの観察日記の威力よ。2014/05/29
柊龍司@中四国読メの会&読メ旅&読食コミュ参加中
8
正義と悪との闘いという単純な構図から、複雑になってきてますます面白くなってきました。魔族というのも意味的に違う意味がありそうだなぁ。正義の為とか神の為とか、現実の世界でもそれが理由の戦争ほど酷いことになってるんですよね。宗教のうさんくささがよくわかる様になってますね。2010/10/23
案山子
7
[賢人]が善で[魔族]が悪、という単純な図式が通用しなくなってきた。[聖人]だけでなく[工人]までもが…。これからの展開が楽しみ。2010/10/14
ダージリン
7
ある意味魔族より凶悪に感じるロンドロンド騎士団と、賢人たちの思惑など・・・スケールが広がってます。あとセロの秘密が気になりつつ、アルカインとの握手がとても羨ましい。(笑)2010/03/25
さぶお
5
ロンドロンド騎士団の非道さに思惑通り不快感を持った俺。大罪戦争時の記憶が流入しているらしいセロの夢にわくわくする。相変わらずフィノの病みっぷりは健在。楽人たちの増援にはときめいたぜ2011/11/26