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内容説明
夜:夜音。高貴で気高い17歳の吸血鬼の少女。年若いながら絶大な力を持つ。血:陶原健悟。平凡だが極度に健康で極上に美味な血を持つ。「復讐」のために夜音をこき使っている…?カンケイ:吸血鬼にとって人間とは、ただの餌でしかないもの。しかしそんな絶対の真理に反して、陶原は「復讐」と称して、“血を飲ませて欲しければ言う事をきけ”と命令を下す。超不本意なこの状況に懊悩しつつ屈する夜音…しかしもちろんタダで言う事をきくはずもなく!!?おかしな主従関係が事件を呼ぶラブコメ。
著者等紹介
丸山英人[マルヤマヒデト]
1981年生まれ。鹿児島出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
中性色
14
チスイコウモリ生き血をたっぷり。言ってしまえば御大層な話題のものではなく、ただただポンコツ吸血鬼をめでるみたいな話。結果としてこのシンプルさはヒロインの引き立てには成功してるけども、逆に他の舞台装置いるのかこれという出来に。まぁ、そのヒロインまわりだけでも楽しめるようにはなってるけど。今後はうまく絡められるのかな2019/03/26
KUWAGATA
7
淡々と語られる人間の少年と吸血鬼の少女との、淡い淡い恋物語のようなもの。個人的には、丁寧に書かれたことが伝わってきて、好感度は高いです。そしてなにより、歯ぎしりしながらコンビニのレジに並ぶ夜音が、もうめっさ可愛かった。これに尽きる(笑)2014/02/02
524
5
☆6 【悔しい…けとビクンビクン】健康だけが取り柄の主人公と吸血鬼のラブコメ。ツン×ツンカップルって見ていて微笑ましいね。この手の作品だとだいたいヒロインのほうが立場が上なんだけど、この作品は逆だったから新鮮に感じた。後半への繋がりが唐突だった感は否めないが、作品全体を通してヒロインをかわいく描写するという面においては成功しているだろう。【お気に入りキャラ:夜音】2013/04/25
Ruto
2
ライトノベル。初読みの作家。主人公の男の子と吸血鬼である夜音の関係性が良かった。シリーズのようなので、引き続き読む予定。2020/04/28
こおき
2
★★★☆☆ LINEノベルにあったのでせっかくだしと言うことで再読。良くも悪くも夜音がかわいいだけのラノベなのだが、たま~にこういうのが読みたくなるんだよなあ……。2020/06/15