電撃文庫 エンブリオ炎生 - ブギーポップ・ウィキッド

上遠野浩平

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2000/02発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 264p／高さ 15cm
• 商品コード 9784048676175
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ののの＠彩ふ読書会]

エンブリオ編完結！フォルテッシモとイナズマの戦いにも決着がつく。それとは別に深まる謎。ここで出てきたキャラたちの今後も楽しみで続きが気になった。面白かった！

2023/08/13

[青味泥シンカ]

前編の侵食の方は正直余り好きではないのですが、後編であり解決編である炎上の方は結構好みです。"強さ"とはなんなのか、それが様々な形で提示されつつ、最も分かり易い"対決の結末"をきっちり描きながら、なおかつ待ち受ける皮肉極まる締め括りは、十年以上前に初めて読んだ際には、ここでシリーズ終わりとばかり思ったものです(実際には令和に至ってなおも続いている訳ですが)。それ位綺麗に終わったからこそ、なおのこと前編の不出来が気になるのですが(後編への布石にしても、やはり乗れない)、終わり良ければ何とやらですね。

2023/10/28

[らいら]

前作からの続き。 であるが、前巻と比較して、若干読みにくい印象。いつものことではあるが、新たに登場したエンブリオ、という題材はちゃんと回収されることなく、広がりっぱなし。ちょっと世界観が広がりすぎていて、流石にわからなくなってきた、というのが正直な所。

2022/02/23