内容説明
日本語学者として、各国で日本語を教え、たくさんの日本語教師を育ててきた金田一先生が、言葉の疑問に答えます。間違いやすい言葉遣いをはじめ、現代の敬語やKY語の問題にも触れました。また、パソコン&ケータイ時代ならではの、「同音異義漢字」のドリルも収録。さらに、粋に使ってみたくなる日本の懐かしい言葉も覚えれば、あなたも「適当な日本語」が身につくこと間違いなし。
目次
第1章 適当な日本語相談室(駅前で募金をやっていましたが、情けは人のためならず、と思い募金しませんでした。人に手をさしのべると甘えてしまいますよね?;結婚式で、司会の人が「私のような若輩者が役不足でございますが、司会をやらせていただきます!」と言って、がんばっていました。直してあげたほうがいいでしょうか。 ほか)
第2章 今こそ使いたい懐かしい言葉(おおわらわ、おしたじ;隔靴掻痒;じきに ほか)
第3章 パソコン&ケータイ時代の漢字選び(オリンピックの代表選手を会議にはかる;たんすの冬物を片付けて夏物にかえる;遠い国の争いのことを想うと心がいたむ;夏休みに山へ行ってセミの声をとる ほか)
著者等紹介
金田一秀穂[キンダイチヒデホ]
1953年、東京都生まれ。杏林大学外国語学部教授。祖父に言語学、民俗学者の京助氏、父に言語学、国語学者の春彦氏を持つ。上智大学文学部心理学科を卒業し、東京外国語大学大学院日本語学専攻修了。中国大連外語学院、イェール大学、コロンビア大学で日本語を教える。東南アジア諸国で日本語教師の指導に携わる。ハーバード大学客員研究員を経て、2001年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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