電撃文庫<br> Kaguya〈2〉月のウサギの銀の箱舟

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電撃文庫
Kaguya〈2〉月のウサギの銀の箱舟

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  • サイズ 文庫判/ページ数 360p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784048671835
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

「宗太さんのこと、好きになっちゃったみたいです!」1巻のラストで立花ひなたに告白されてしまった真田宗太。ひなたとは一緒に住んでいるわけで、1つ屋根の下にそんな相手が居ると思うとどうも平静でいられなく…。一方、ひなたは京先輩から妙な入れ知恵をされて宗太に猛烈アタックを計画中。京先輩がいうところの“ポイント”はアップするのか!?盲目の美少女と「他人に自分の見ているものを見せる力」をもつ少年のラブ日和は今日も絶好調です。

著者等紹介

鴨志田一[カモシダハジメ]
1978年4月11日生まれ。神奈川県出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スズ

43
ひなたに告白された宗太は、彼女の想いにどう向き合えば良いのか思い悩んでいた。そんな中、ひなたと一緒に行った花火大会の最中に謎の爆発事故が起こり、多数の死者が出てしまい…。ムーンチャイルドが安心して暮らせる自治区の容認を政府に求める「銀の箱舟」の凶行が恐ろしかったが、ムーンチャイルドが虐めや暴行、偏見や嫌悪の感情を世間から当たり前のようにぶつけられている世界に憤りを感じる部分には共感。盲目であるひなたが宗太のために料理の特訓をしたり、お風呂で背中を流そうとしたりと、大好きな宗太のために頑張る彼女が素敵でした2017/03/29

真白優樹

11
宗太がひなたに告白され心揺れる中、爆破テロが巻き起こる今巻。心揺れ思い悩むは青春模様、だけど同時に月の子供達へ対する世間からの風はどこまでも冷たく。非情な現実と甘い二人だけの世界が更に交錯する、明確な敵も登場し物語が更に深まり色を増すと共に、どちらの側にもある正義が何とも言えない味を出してくる益々面白くなる巻である。全ては救えず苦い結末を齎し、世界は彼等にどこまでも冷たい。そんな中で向き合い結ばれた宗太とひなたは、この世界でどう生きていくのか。彼等を襲う次の事件とは。 次巻も早めに読みたいものである。2019/07/23

ツバサ

10
ひなたにいくのは既定路線だけど、千歳ちゃんの扱いが悪すぎて勝負になってない。あと話が重い割に問題が解決されてないのは残念。2017/09/05

リク@ぼっち党員

9
事件の規模が大きくなってきた。かぐや姫の意味、アルテミスコードの力が明かされた。これ宗太の能力で渡り合っていけるのか? ひなたとの連系が肝か。ようやく本音に気づけたことだしね。少し気になるのは、事件方面と恋愛方面が今のところ噛み合っていない点。まあこれから彼女がどうこうとか出てきそうだけれども。あと、宗太グダグダしすぎだろひなた可哀想やろ!って思ってたけど、現行作品の咲太がおかしいだけで空太ならこの四倍グダグダしてた。2019/10/22

ぶなぶな

9
ひなたに告白され宗太がひなたへの姿勢に困惑する中、爆破テロが起こる第2巻。ムーンチャイルドに対する偏見や心無い態度が理不尽で彼らへの仕打ちはとてもやるせない。ひなたの可愛さが救いだなあ。宗太の為に色々頑張る姿が愛らしい。宗太は理屈っぽい所が結構あるみたい(前巻ではあまり分からなかった)だけど、正義とか面倒臭いことは考えずに「ひなたを守る」という一点で頑張って欲しい。深い関係が怖くて逃げ続けてきたけど、きちんとひなたとひなたへの気持ちに向き合えて良かった。だいたい分かってたけど千歳はやっぱり負けたか...。2019/02/27

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