内容説明
大野忠男・塩野谷祐一・ブルデューらの業績を踏まえた著者が、シュンペーターの『経済発展の理論』『景気循環論』等に分け入り「総合的社会科学」への新たなる途を探る労作!
目次
第1章 序論 経済社会学の方法と本書の目的
第2章 シュンペーターの経済社会学と資本主義進化
第3章 シュンペーターの経済社会学と封建制度の進化
第4章 シュンペーターの民主主義論―経済社会学の政治分析への応用
第5章 シュンペーターの歴史動学における文化理論の重要性―ハビトゥス論への先駆的貢献とブルデューを超えて
第6章 シュンペーターの総合的社会科学と科学進化―発展の一般理論の応用
著者等紹介
吉尾博和[ヨシオヒロカズ]
1951年、北海道に生まれる。千葉大学大学院人文社会科学研究科博士課程修了。(学術博士)1988年、八千代国際大学専任講師、助教授。校名変更を経て、秀明大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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