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内容説明
「あんたは人を殺せるか?新宿で情報屋なんかやって、何人もの人間を好きなように弄んで。折原臨也、あんたは、人を殺せるのか?自分の手で、直接な。ナイフで死なない程度に刺して、お茶を濁し続けやがって。まあ、何を言っても…結局お前は誰か他人を使うんだろう?笑える程に、卑怯な奴だなお前は」東京・池袋。そこには寂しがり屋な過去が集う。現実から逃避し続けるボス、責任を感じている女子高生、友人の想いに気づけない少年、乗っ取りを図る男、未だ情報で人を操る青年、そして漆黒のバイクを駆る“首なしライダー”。そんな彼らが過去を乗り越え、三つ巴の哀しい現実に立ち向かう―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
瀧ながれ
22
第一部、完、という感じです。高校生三人の、表向きの関係が心地よかったので、これきり見られなくなるのかなあと思うと、とても残念。長いシリーズなので、未来に何かがどうにかなるのかな。それはそれで期待しながら、いまはこの喪失感を十分に味わっておこう。…ところで、読めば読むほど折原臨也が困った存在でしかないように見えます。この人いなけりゃ話が簡単になるのに、よくも悪くも。平和島静雄はなかなかかわいい(笑)。今回も超人だった。2015/09/01
kei@名古屋
12
あれ?登録してなかった黄色い三冊目2016/02/08
秋良
7
臨也よりもよっぽど人間くさいセルティが可愛い。2016/11/05
菜ノ花
7
正臣がかっこいい!これまでも十分面白かったですが、この巻で本格的にデュラララ!!の世界に引き込まれました。2016/09/01
しろ
7
あっという間に読了。今回は紀田くんがただの軟派な男子ではないとわかって面白かった。2015/02/09