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出版社内容情報
目次
CONTENTS
プロローグ「紅い海の真ん中で・b」― Blooming Prairie・b ―
第一話「像のある国」― Angel? ―
第二話「×××××」― Solo ―
第三話「二人の国」― Even a Dog Doesn't Eat ―
第四話「伝統」― Tricksters ―
第五話「仕事をしなくていい国」― Workable ―
第六話「分かれている国」― World Divided ―
第七話「ぶどう」― On Duty ―
第八話「認めている国」― A Vote ―
第九話「たかられた話」― Bloodsuckers ―
第十話「橋の国」― Their Line ―
第十一話「塔の国」― Free Lance ―
エピローグ「紅い海の真ん中で・a」― Blooming Prairie・a ―
あとがさ― Preface ―
旧カバー
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ソラ
25
いつの間にか新装版が出ていたので再読。 ここで出てくる国は極端な例だけどなかなか行き過ぎたディストピア感があるのもあったりで少しぞくっとするところもある。2018/09/15
nada
7
★★★★☆ 「伝統」と「塔の国」意外と平和じゃない??驚いたww。シズ様の章は最初あんまり興味なかったけど、読んだ後いいねと思った。プロローグとエピローグは一番気に入った。相変わらず楽しく読みました🥰2023/04/25
ao
6
4巻目。これまでも面白かったが、より洗練されてきたような気がする。文章や展開にあったぎこちなさがなくなってきている。 「伝統〈Tricksters〉」と「塔の国〈Freelance〉」は珍しく平和な話で驚いた。特に「伝統」は、くすっと笑える微笑ましい話だった。2021/06/19
_bookuma
6
2017年120冊目。気になったのは「ぶどう」というお話。どういう意味なのだろうと思ってネットで検索。どうやら、「すっぱいぶどう」という童話を元にしているとのこと。まさにこのキツネのような男が登場します。自分には届かないものや、それを持っている人を「いいなあ」と素直にいうことが出来ず、否定的であるかのように振る舞ってしまうことってありますよね。実際そうなってみなきゃ、手に取ってみなきゃ分かるはずないのになあ。2017/11/06
紫鈴
5
今回も短い話の中に感慨深いものがたくさん。「二人の国」夫婦の事は不干渉。「仕事をしなくていい国」仕事=ストレスなのでは?。「分かれている国」食文化が違えば残酷に見える。「認めている国」一票の価値がすごい。「橋の国」「塔の国」橋より塔より大切な事があるんじゃないかと考える。別の意味で。最後、あとがきがヒドイ(笑)☆52018/03/13