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内容説明
名探偵・神條拓真宅に忍び込んだ泥棒青年。彼が出会ったのは、棚を物色している見知らぬ一人の泥棒少女だった。「私はあなたの妹ですよ。お兄さん。可愛い妹の顔を忘れてしまったのですか?」「実の妹の顔を忘れるなんて兄失格だな」―お互い「誰だ?」と探り合いながらも初対面でこんな嘘をつき合う二人が、なぜかコンビの探偵として奇妙な事件を解くことに…!?「嘘は嫌いだ」という泥棒青年・神條久人と先客の泥棒少女・柳野花。歪んだ二人がこの家で出会ったことには、何か理由があるようで…。
著者等紹介
石崎とも[イシザキトモ]
新人作家。物語であれば、小説でもドラマでも映画でもアニメでもゲームでも百合でもBLでも、何でもござれの雑食系(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いーたん
25
読メのお気に入りさんの評価が低かったけど、購入してしまったからにはと、積読せずに読んでみました。 低評価の先入観があったので、ハードルがかなり下がっていたので、途中、予想より面白いんじゃないかとも思ったのですが、最後まで読んだら、お気に入りさんの評価通りにつまらなかった。 だいたい、咲と勇子はどうなったの?どこに消えたの?何してんの?野花の母親は誰なん? 本当に損した気分。2014/05/12
(●▲●)とらうまん(*^◯^*)
21
【★★☆☆☆】ラノベミステリとして、ぐうの音も出ない凡作。 とある理由から探偵宅に忍び込んだ泥棒の久人は、現場でまさかの先客……しかも女の子と鉢合わせる。嘘つき二人が巻き込まれた奇妙な誘拐事件と、亡き母の形見の行方とは? うーん……ラストにどんなどんでん返しがあるのかと待ち構えていただけに、特に捻りもなく肩透かし。ミステリとしては到底お粗末だしコメディとしても冗長で盛り上がりに欠けます。 オチや展開にもいろいろ無理があり、正直この作者あまり頭よくないんじゃ…… (^^;)2014/09/18
よしりん
18
はじめましての作家さん。たぶん同じ出版社から出ていた他の作品の後ろの作品紹介であらすじ見て気になって読みたいと思ったんだろうけど何だかごちゃごちゃして読むの疲れたし中身も今一つでがっかりだった。2017/04/29
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18
23点。つまらない。つまらなすぎる。軽い、薄い、中身無いの三拍子揃った見事ともいえる駄作ですね。よくこの作品を出版できましたね。作品の一番の売りであろう久人と野花の掛け合いに関しても、そこらへんの人でもかけそうな内容で中身が全くなく、読んでいてストレスが溜まるだけでした。普通の駄作でもちょっとは面白く思える部分があったりしますが、この作品に関してはそれも一切なく、ここまで徹頭徹尾つまらない作品は逆に貴重かもしれませんね。この作者の作品は二度と手に取ることはないでしょう。2014/04/29
ymartak
14
読み易くはあったが、論理とか展開が今ひとつ不自然だったような…とりあえずミステリー的なものを期待して読まない方がいいような気がする。2014/05/16