内容説明
妖魔ベリトードに魂を捧げる、拷問具の化身・三姉妹。彼女らの悲願である、父ハンク卿復活の日が近づいてくる。その一方、人間たちが蜂起し拷問塔へと攻め込んできて―?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひー坊
12
巻が進むにつれて微妙になっていった。挿し絵も微妙。誰が誰だか全然分からないし。曲は良いけど小説はイマイチね。2024/01/17
あゆか
9
随分さっぱりした終わり方だった。完全完結ではないようだが一応一件落着ということか。これを読むたびにherの正体やブラッドグレイブがなぜここにあるのか、わがまま王女と召使の話など悪ノシリーズとの関連が見える描写があって楽しめる。 最後海を渡って~・・・・・・という描写があったが、個人的にはボルガニオ大陸からマーロン島のライオネス国の時計塔に行ったというイメージしかない。 拷問塔は眠らないのシリーズと悪ノシリーズを繋ぐ話が欲しいものだ。2014/04/26
猫耳ありす
3
もやもやしてた三姉妹の謎が解けた感じの最終巻でした。「悪ノ」シリーズに出てくる固有名詞が登場したりと始終盛り上がりが欠けない作品でしたー!2014/05/24
くろう
1
最終巻。ベリトードと拷問塔の三姉妹との決着?ここまで来てまだ新キャラが…。アモが語っていたわがまま王女と召使いの物語ってアレだったんすね!気付かなかったわw父親との因縁に塗れた物語。市長になったラビアとその妻ジベット。ここに来て漸くジベットの過去と秘密が明かされた。ロマリウスが集めた組織は拷問塔に殴り込み。ロマリウスの企ては蓋を開ければしょぼ…。ベリトードが意外とイケメン。最後の畳み掛けが性急だった気がする。物足りなさはあるけども、失われたトルチア塔の代わりに現れた新たな拷問塔がどんなことになるのか。2015/09/26
エーコ2325
1
三姉妹の意外な正体に驚いた。 妖魔たちの争いに ちょっと考えさせられた。2015/03/30