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内容説明
男女共学化されたばかりの高校で、即有名人となった容姿端麗、成績優秀、品行方正な少女・幸乃守マリア。完璧すぎて謎多き彼女に、「コンドーム所持で停学」という一大事件が巻き起こる―。そんな彼女と、過去に接点を持つ４人のクズ男子がいた。曜日ごとに彼女を替えるモテ男の蓮。言い訳ネクラ人生の樹。“神様”の異名をとる元超能力者の仁。他人に小さな幸せを運ぶストーカーの慶。合併によりマリアと運命的な再会を果たした彼らの視点で紐解かれる、完璧なんかじゃない１人の少女の青春物語。
著者等紹介
一二三スイ［ヒフミスイ］
２０１２年、電撃文庫にて『世界の終わり、素晴らしき日々より』でデビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ソラ
40
『世界の終わり、素晴らしき日々』の作者の作品。４人の男子+ヒロインが中心の群像劇。１話目の神様だった少年の話が好きだった。2014/05/03
よっち
25
経営難で合併して共学になった高校を舞台に、少女マリアと過去に因縁を持つ男の子たちが繰り広げる青春群像劇。男の子たちはマリアとの再会をきっかけに復讐やアプローチしたり、はたまたこっそり助けようとしたり。でもそんな彼らよりも彼女の方が一枚上手だったようです。もしかしてこの話実は、おじいちゃんを嫌いになったおじいちゃんっ子が、再び好きになるまでがメインテーマ？（ぇ 本作は電撃文庫の前作が自分好みで、著者買いした作品。さらっとは読めるんですが、何を書きたかったのかが不明瞭で、読後感としては何とも微妙な感じでした。2014/03/27
よしりん
13
容姿端麗、成績優秀、品行方正な少女マリアと過去に接点を持つ4人の男子の話。1人ごとの短編になっていたので読みやすかったけどどれも内容的に物足りなさを感じた。‘ストーカー’の慶くんいい子だわ～2016/04/27
chi.
11
容姿端麗品行方正な美少女、幸乃守マリアが学校のゴミ箱にある物を捨てた事件から物語が始まる。マリアと過去に接点を持つ四人の男子の視点から見たマリアは完璧な美少女なんかではなく。男子陣がなかなかのクズっぷり。特に三人目は好きになれないタイプだったので、マリア達が仕返ししてくれてスカッとした。2020/04/16
じゅんぺい
10
あまり深く考えずに気楽に読めました。たまにはこういうあっさりした作品もいいなぁと思いました。2018/07/15
