電撃文庫<br> 天鏡のアルデラミン〈5〉―ねじ巻き精霊戦記

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電撃文庫
天鏡のアルデラミン〈5〉―ねじ巻き精霊戦記

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  • サイズ 文庫判/ページ数 343p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784048664370
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

未知なる戦場「海上」で手痛い敗北を喫したイクタたち、カトヴァーナ海賊軍。驚異的な破壊力を誇る「爆砲」を装備するキオカ海軍に対して、もす戦略的撤退しかないと軍議がまとまりそうになったとき、海戦に関しては門外漢のはずの、ある少年が、爆砲艦への有効な対抗策を提言するのだった―。「肉を切らせて骨を断つ」がごとき、血で血を洗う激烈な海戦が幕を開ける!話題の本格派ファンタジー戦記、待望の5巻が登場。命ギリギリの容赦ない戦いは、激しさを増すばかり…!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いーたん

71
艦隊戦に始まって、ラストはクーデターによる内戦勃発ですか。面白い。息つく暇もない展開に引き込まれます。 騎士団の面々にもいろいろあって、特にハロは亡霊部隊となんらかの関わりがありそうですが、本人の意志に反して、を希望します。マシューに惚れるポルミや、イクタとヤトリに嫉妬する姫やら。続きが早く読みたくなります。2014/04/03

ひめありす@灯れ松明の火

65
姫様落ち着いてったら……!そういう考え方を持っている限りは、貴方の大好きないっくんは、自分が姫様に向ける感情の理由について考慮しないから。とは思うものの、他の五人がまだ十代であるのと同じ様に姫様もまだ頑是ない少女であり、気持ちが先走っちゃうのもむべなるかなあという感じ。目玉はヤトリの離反~いっくんの演説とその後。戦闘は今回はあっさり目。でもそれぞれの心の中は大時化みたい。愛すべき凡庸さのマシュー、やっと色々出てきたハロ、最近空気なトルウェイ。オンオフなく隠し事無いというヤトリとイクタの過去もいつか読みたい2016/05/22

よっち

63
装備の違いから苦戦すると思われた海戦も、イクタの着眼点がさすがで、マシューも頑張りましたねー。ぽるみんに挽回の機会があって良かった。そして続く鉱山攻略戦ではまたジャンが登場。見切り発車的な行動だったんでしょうけど、自由に動けない帝国軍と対比させて、大佐に階級が進んでいたり、イクタたちの立場の違いを明確にしています。そしてついに動いた帝国内でのクーデターに自らの素性を明かすイクタ、そして明らかになるヤトリとの関係性。姫が複雑な思いを乗り越えられるかも、今後のポイントになりそうですね。今から次巻が楽しみです。2014/03/10

まりも

55
マシューがすごく主人公してる前半。期待していた海戦はあっさりと勝利したなぁといった感じでしょうか。陸戦と違って海戦では戦術に深みが無かったかなといった印象ですね。後半の鉱山編では宿敵ジャンが登場しどうなるのかと思った所でレミオンの反逆ですか。仲良し5人組だった騎士団をこうして使うのは非常に良いですね。戦力として圧倒的なヤトリと戦術のイクタがそれぞれ分かれたのは面白い。イクタとヤトリの絆に嫉妬してしまった姫様とハロにも秘密がありそうだし今後も非常に楽しみ。2014/03/09

中性色

54
今回は前半と後半で2つの話をすることに。前半の海戦では我が友マシューが大活躍。まぁ最後の最後でやったのが嘔吐外交というのも彼らしいが。しかし、敵側のストーリーとかどんだけ必要かというのがわかりかねるな。しかし、イクタとヤトリの老夫婦カップルを見てると、マシューとぽるみんが初々しすぎて困る。そして後半は、またやりあうのかと思ったら後ろ側との戦いへ……ってあれ、もしかして不眠さん放置プレイ?しかし挿絵らしい挿絵がないのは気がかりというかルカぐらいは挿絵欲しいな。個人的にはハロとポルミとルカーンティが好み。2016/09/03

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