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内容説明
「私は、人が好きよ。誰が好きかって?違う、違うわ!私は人間がみんなみんなみんな好きなのよ!どこが好きかって?野暮なこと聞かないで!全部よ、全部!なにもかも、なにもかもが好きなのよ。だけど、あなたを愛する事はできないわ。だけど、あなたは私を愛して」東京・池袋。そこには人を愛することが不器用な人間が集う。自分の立ち位置を悩む女子高生、池袋を取材する三流雑誌記者、セクハラ疑惑の教師、黄色いバンダナを巻いた黄巾賊、池袋最強のチンピラ、様々な裏情報を操る青年、そして漆黒のバイクを駆る“首なしライダー”。そんな彼らが連続通り魔事件に巻き込まれ、池袋が壊れ始めていく―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りくう
28
再読。本格的に運命が絡み始める。「……マジで?」と臨也に言わせられるのはシズちゃんだけだなあ、と。臨也が絶対悪的ポジションにいるので困惑させられたりぶっ飛ばされると胸がスッとしますね。表現重視で字数が少なめなのでさすがライトなノベルといった感じ。とても読みやすい。2015/12/03
ぺぱごじら
15
どんなに仲が良い関係でも、決して全てをさらけ出すワケではないし、仲が良いからこそ、隠している『何か』に気付いても知らない振りをしてあげる。『親しき仲にも礼儀あり』というやつですね。『目立たない保護色』の降臨に続き『血の赤』の覚醒、そして『反逆の黄』の胎動。ケーキを三つに分けるように池袋を割って見せた『黒い悪意』。何を打ち明けるべきか、何を黙っているべきか、そんな二択に悩むのは16才だけじゃないし、選択を誤るのも16才だけじゃない。だから人は哀しいし、だから人は美しい…って話になるのかな?2014-412014/03/04
sion
6
罪歌の話です。ゆがんだ愛なのにどこか純粋な愛が沢山ですね。静雄最強伝説。2015/03/13
えゆう
6
前作では出番が少なく謎が多かった静雄の過去や人格が明らかになってきました。ただひたすらに怖い超人的な人、と思っていましたが読み進めたらとても人間界味がある性格だったことが意外でした。静雄以外の人物達も予想外の展開を起こしまくったおかげで最後まで飽きずに読みきりました。 そしてそして… 今日は静雄生誕祭ですね!シズちゃんおたおめー!! あと、イザヤさんのCV担当の神谷さんもお誕生日おめでとうございます!お二人とも大好きです(〃ω〃) だいぶ遅くなってしまい申し訳ないです…(;´д`)2015/01/28
波のうねうね
5
当時、変なアニメだと思っていたよ。どうりでだよ。アニメだけだと不完全だった部分が、文章追加するとよく分かった。2016/05/03
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