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内容説明
ゴルフ練習場でボール磨きのバイトをしているネコ「ねむりっこ」。人間に喜んでもらうことが何よりも大好きな彼は、それがたとえムチャな願いごとであったとしても、なんとか叶えてあげようと必死にがんばるのでした。そんなねむりっこが、あるとき、死に神に出会います。この死に神がまた、妙に人間くさく、あまりに人間に尽くすねむりっこを見て、ついつい心配してしまうのですが…身体は小さくても、健気で純粋な心をもつ子ネコの、愉快で切ない物語―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
み
26
ジャケ借り。初読みの作家さん。う~ん、死神さんもねむりっこもキャラはいいのにね、楽しめず。残念。2016/09/08
た〜
26
幾つもの物語がすれ違い、ラストでようやくひとまとまりに・・・なったんだろうが結局良くわからなかった2014/01/04
那由多
20
児童書のような雰囲気がありました。死神が死神らしくない優しい死神で、心配してしまうレベルだった。ネコのねむりっこの献身も心配レベルで、冷蔵庫をネジロにしてる子ネコの白たび子も小さくて心配レベル。悪いことが起こりませんように、と願いながらの読書は落ち着かない。悪には勝てたが、切ない終わり方だった。2021/03/23
橙夜(とうや)
20
ほんわかなストーリーかと思いきや、全然違いました。猫より死神の話しといったほうがいいかな。いまいちのめりこめなかったけど、まひるは好きだなぁと思いました。誰でも平等にくる死。いつ、その日がきてもいいように一瞬一瞬をちゃんと生きようと思いました。2015/12/19
緋莢
19
ゴルフ練習場でボール磨きのバイトをしているネコ。「ねむりっこ」という名前の彼は人間に喜んでもらえるのが大好きだが、それ故に無茶な頼みでも 必死に叶えようとしてしまう。そんな、ねむりっこの前に、ある時、死に神が現れる。クリストファーと名乗る死に神は、死のうとする人間に1年間後に死ぬ代わりに何か一つ願いを叶えよう、と提案したが、それを実行できずにいて・・・2016/08/09