電撃文庫<br> ロストウィッチ・ブライドマジカル〈2〉

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電撃文庫
ロストウィッチ・ブライドマジカル〈2〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 328p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784048662239
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

雉子野中学で密かに噂となっているおまじないがあった。呪いたい相手の名前を書いた紙と硝子玉を一緒に桜の木の下に埋めておくと『硝子玉の魔女』がそいつを不幸にしてくれる、というものだ。噂を知った水奈たちはそこに『魔女』の影を見、調査を決意する。一方、それから遡ること半年前―鍛冶目山市の中央にある関総合病院に、幼い少女が入院していた。彼女は『自分の病気を硝子玉に込めて木の下に埋める』という他愛ない願掛けをしていて…。ささやかな願いが呼ぶ、穏やかでない呪い。奇跡を願う心と奇跡に頼る罪とが絡まり合って、やがて災禍を招く。その先にあるものは、果たして―。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

32
難病に侵されている妹を救うために、他の人達をちょっと不幸にする代わりに幸運を得ていた魔女が、水奈たちが接触する前に他の魔女たちと交戦したことで、水奈たちも面倒な戦いに巻き込まれてしまうお話。一人に引っ掻き回されて、無駄な戦いが増えた感ですが、それにしても思ってたより早く登場した人魚さんの力は圧倒的ですね(苦手なえげつない描写はさらっと流しましたw)それでいておそらく蘇生させたり、難病治癒させてたり、その思惑が気になりながらも、人魚さんと水奈たちとの対決は展開的に意外と遠くないのかなとちょっと感じました。2014/01/13

まりも

25
まさか2巻目で人魚と再会して戦闘まで行うとは思わんかった。人魚さんの殺し方がえげつなかったですね。ファンタジーらしい魔法を織り交ぜた殺し方があんなに残虐なものになるとは思わなかったです。最後に希望を残していたけど作者が作者だけにすぐ絶望に変えてきそうですよね。前向きな水菜ちゃんと蓮君にどんな絶望が襲ってくるのか、残りの大罪はどんなのなのか楽しみに待ちましょう。2014/01/12

水無月冬弥

18
藤原祐先生(@fujiwarayu)の #ラノベ。展開が速いので覚悟はしていたけど、二転三転する展開でドキドキしました。主要なメンバーは無事だったけど、敵がボロぞうきんのように死んでいっていきました。そしてラスボス登場、なんだか、優しい心は残っていそうでほっとしたけど。……うん、まさか、これは、藤原先生の罠かも(ドキドキ) 2014/02/11

1_k

18
しっかり実の詰まった一冊。よく出来た一冊ではあるが、ラストのヒキが圧倒的なオーラを放つ。2巻かけて人魚の登場の盛り上げをやった、さあこれからがお話のはじまりだ、それぐらいの迫力。次の巻で主人公らが、お話がどう動き出すのか見ものです。2014/01/13

T.Y.

16
「硝子玉の魔女」の噂を聞き、本物の魔女が関わっているのではと捜査に乗り出す水奈達。関姉妹が活躍、そして最後には人魚も登場。全ての魔法が戦闘用である分、使い方が指定されているような魔法が多くて応用幅には欠ける気がしていたが、人魚がそれを払拭するくらいの凄さと、同時にえげつない殺し方を見せてくれた。しかし、魔法は罪であり、たとえ人のために使おうと結局人を幸福にはしない…と言いつつ、主人公達にとっては魔法が「最善」であり得るのはなぜか、ここにどれだけ「罪」に関する問いがあるのかは、気にならないではない。2014/01/18

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