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内容説明
物語の序盤、岡部のもとに大量のDメールが届く。内容には一貫性がなく、文面も稚拙というおかしなものだった。はじめは、そうした蝶の羽ばたき程度の小さなことだったが、その連鎖はどんどん進み、状況を大きく混迷させていく。『STEINS;GATE』という器のなかに10話もの異なるDNAを内包した『線形拘束のフェノグラム』。そのすべてをひとつにまとめ、再構築された物語はラボメンたちをどんな未来へ導くのか!?すべては「運命石の扉」の選択のはずなのだが…。
著者等紹介
海法紀光[カイホウノリミツ]
横浜在住のゲーマー/ライター/小説家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヤギ郎
12
『STEINS;GATE』は面白いんだけど、岡部の妄想(つまり、鳳凰院凶真としてのセリフ)をがなかったらすごく読みやすいと思う。彼の妄想は一体本全体の何割を占めているんだろう。アニメ『STEINS;GATE』は何度も見ました。最終話でいつも泣いています。今回は紅莉栖の扱いがいまいちだと感じました。いいやつならいいやつでいて欲しかった。途中で多重人格(?)を起こしてなんかなー。この物語が土台としているものはすごく複雑だと思う。それを文章にした作者さんの技量に頭があがりません。他のノベルも読んでみたいです。2015/09/08
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6
ゲームクリアしたので読んでみました。最初にいたα世界線内での少し違った世界線での話なのかな?ifの話なので今まで脇役だった人にもスポットライトがあたっていてそういう面では楽しめるのかなおもう。でもストーリーとしては話のオチがイマイチだったりとやはり物足りなさを感じざるを得ない。あくまでスピンオフとして見る分にはいいんじゃないかなと思います。2015/02/20
紅羽
5
線形拘束のフェノグラムのノベライズ。ゲームはPS3版をプレイ済み。多分フルコンプしたはず…。読みにくいわけではないのに読了まで結構長くかかってしまいました。ゲームをプレイしたのが去年の夏なので記憶があやふやですが、途中からゲームに無かった要素が混じり、本当にノベライズなのかなと思いましたが、新しい「もしも」の世界だと割りきると面白かったです。ただ、何か物足りなさが残ります。2014/08/02
BIN
4
線形拘束のフェノグラムのノベライズ版かなと思わせておいて、ところどころフェノグラムの要素を使用した別物。ゲームの方ではどちらかというとオカリン脇役なのだが、今作では主人公で格好いいオカリンが見れる。ゲームよりこちらの方が面白かった。未来紅莉栖は微妙でした。もう少し深みが欲しかったか。4℃まで救うとはさすが。2014/05/09
みすず
3
シュタゲ♪今回もhukeさんの表紙イラスト最高!・・・って盛り上がった分なんだろ、このガッカリ感。ぶっちゃけゲームは1つもやっていなくてアニメから入って紅莉栖派です。まゆりターンだから?イヤ違うキャラが微妙にどれも違うんじゃ!2015/05/14