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内容説明
宇宙都市ジオール内『モジュール77』に隠されていた人型兵器『ヴァルヴレイヴ』に搭乗したハルトは、機動殱滅機イデアール擁するドルシア軍をどうにか退ける。そして幼馴染みの指南ショーコの機転により、モジュール77は『国』として独立するのだった。『呪い』とも言える奇妙な能力を開花させたハルトは、ドルシアを裏切ったエリート軍人エルエルフと共に、この『国』を確立する手立てを模索するが…。第二、第三のヴァルヴレイヴがついに登場!激動の小説プロジェクト第二弾!
著者等紹介
乙野四方字[オトノヨモジ]
第18回電撃小説大賞“選考委員奨励賞”受賞作家。大分県豊後大野市出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
maito/まいと
12
ヴァルヴレイヴ小説版第2巻。第1期後半から1期ラストまで一気に収録されてます(第2期1話も少し含まれてはいるけれど)。原作の描写キャラが絞られたからか、キャラクターの心理描写や、謎に関する文字補正がきっちり描かれていて読み応えあり。前巻から比べるとはるかにレベルが高く、原作本として十分楽しめる。特にキューマ×サンダーのやりとりや、ハルトを想うサキの描写、踏み出すアキラは「そうそう、これが読みたかったんだよ!」と思わせるほど頷けて泣ける(苦笑)2013/11/11
紅羽
6
小説として読むと、アニメでは伝わり難かった各キャラクターたちのそれぞれが胸に秘めている苦悩や迷いが分かりやすく、改めて面白いと感じました。特に中盤にかけてのハルトとサキの下り。敢えてサキの視点で語られる事により、こんな事を彼女は考えていたのかと気付く事が出来ました。第二期も楽しみです。2014/03/28
らぴす
4
アニメ一期の終わりまで。ちょっとした復習感覚。やっぱりアニメと小説では、小説のほうが心理描写が伝わりやすい。ハルトの、サキの、ショーコの、アキラの、それぞれの苦悩が浮き上がってくるようで、アニメとはまた違った見方ができました。特に、ハルトと街中デート中のサキの心理がすごく切なくて切なくて。 二期の分のノベライズにも期待。2013/11/10
北白川にゃんこ
3
ヴァルヴレイヴがいっぱいいるのはいいが、キャラクターが多過ぎて大変やな!そうそう、アニメもそんな感じだった。減らしてもよかったよね。2018/11/09
げん
3
エルエルフの詳細な過去、アイナがアキラ以外のパイロットに与えた影響とそれが縁で友情が芽生えるキューマとサンダー、5号機がやたら強かった理由、 サキがハルトを受け入れた理由、アキラの成長と彼女の神がかり的な情報処理能力とそれを活かすかのような6号機の詳細な機能、 若干オリ展開を交えながら本編のツッコミ所の補完や各キャラの心理描写や本編で語られなかった設定等を描いた充実した1冊である。 ドルシア軍が7〜8話で登場した某万能兵器を使わなくなった理由を詳細に描いたのには笑った。2013/11/10