電撃文庫<br> マグダラで眠れ〈8〉

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電撃文庫
マグダラで眠れ〈8〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 312p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784048657518
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

眠らない錬金術師と白い修道女の世界の謎を紐解くファンタジー第8弾。

眠らない錬金術師クースラは、旅路の果てに“マグダラ”のその先を見つける――

クラジウス騎士団の追っ手が迫る中、クースラたちは、フェネシスの一族“白き者”たちが起こした大爆発により、一夜で滅んだという旧アッバスに向かうことに。
空からやってきたという白き者の真相を明らかにすることで、クースラたちは彼らの行方を探ろうとする。空を飛ぶ方法、なぜ町が滅んだのか――全ての謎を解き、真理のさらに奥へ。そしてその先にある、理想の世界「マグダラの地」を目指して。
仲間たちとの実験と研鑽の日々に、心地よさを覚えるクースラ。だが、クースラたちの持つ新たな技術を狙ってアイルゼンが現れたのだった――。

内容説明

クラジウス騎士団からの追っ手が迫る中、クースラたちは、フェネシスの一族“白き者”たちが起こした大爆発により、一夜で滅んだという旧アッバスに向かうことに。空からやってきた“白き者”たちの伝承。その真相を明らかにすることで、クースラは彼らの行方を探ろうとする。空を飛ぶ方法、なぜ町が滅んだのか―全ての謎を解き、真理のさらに奥へ。そしてその先にある、理想の世界「マグダラの地」を目指して。仲間たちとの実験と研鑽の日々に、どこか心地よさを覚え始めるクースラ。だが、クースラたちの持つ新たな技術を狙ってアイルゼンが現れたのだった―。

著者等紹介

支倉凍砂[ハセクライスナ]
1982年12月27日生まれ。第12回電撃小説大賞銀賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まりも

50
真理の先にある理想の世界「マグダラの地」を目指し旅する物語の8冊目。"白き者"たちによって一夜で滅んだ街・旧アッバスを舞台にした話。第一部完という事で、今回はこれまでの集大成のようなお話でした。眠らない錬金術士として真理を追求しながらも、仲間達と雪遊びをしたり、フェネシスを大切に思う気持ちを隠さなくなったりと、クースラの変化がよく分かる内容でしたね。フェネシスも逞しくなったし、この2人本当にお似合いだな。フェネシスの言葉がキッカケで真実に辿り着き、迎えたラストは非常に印象的でした。第二部も期待してます。2016/02/11

スズ

48
「白き者たち」が起こした大爆発により、一夜にして滅んだとされる旧アッバスに向かうクースラ一行。爆発の原因を探ったり、空を飛ぶ技術の再現に挑戦したり、今回もクースラたちは知識の探求に邁進していました。フェネシスも、もう立派な錬金術師ですね。付き添いの騎士たちが錬金術師の実験に興味津々で、クースラたちとも馴染んでいたのが良かったです。最後の結末には驚かされましたが、新しい目的地も定まり、これからも続くようなので一安心。アイルゼンと出会ったことはクースラたちにとって、結果的には良かったのではないだろうか。

チェシャ猫

44
成長したフェネシスと成長(堕落)したクースラ。錬金術師としてはどうかわかりませんが、人としては幸せな方に向かっています。教会に喧嘩を売る気まんまんで終わりましたね。天文学が錬金術に入っててもおかしくないと思うんですが。現在でも星の運行で運命が決まると思ってる人もいるわけですし、昔は物事の法則にも星の運行が絡んでいると考えるのは不思議でないというか。2016/11/30

Yobata

38
空を飛び,一夜にして町を焼いた白き者が最後にいたとされる旧アッバスに向かうクースラ達。そこで見た未だ残る破壊の跡に怖気づくも空を飛ぶ方法を見つけ出すことに成功する。そして空を飛び別の地へ去ったと思われる白き者を追おうとしていた所にアイルゼンが現れ…。第一部完かな?今回の錬金術は空を飛ぶことと町を焼いた本当のものを探すことだったけど、最後にはそんな細々としたものではなく世界すら変えてしまうという壮大な錬金だったね。飛行の謎を解き明かし、白き者の後を追う覚悟をしたクースラ達はノリに乗ってたけど、アイルゼンが→2016/02/10

ランタン

37
完結っぽい雰囲気。まあ違ったんだけど。クースラとフェネシスとの関係も良くなったと思う。2016/10/01

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