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出版社内容情報
自分の右腕を切り刻み、食べながら死んでいく被害者――これは自殺か他殺か
6年前に起こった連続猟奇殺人事件、ニュージェネレーションの狂気。その再来と呼ばれる事件が発生。ただ今回の事件は、以前とは少し違っていた。事件の被害者は、信じられない方法で「自分」を殺していく――。
内容説明
「ニュージェネレーションの狂気」と呼ばれた、連続猟奇殺人事件から6年。その事件をなぞるように、6年前と同じ日に連続して人が死にはじめた。1人は自分の腕を食べ、1人は自分の腹を裂き、1人は自分の首をねじ切って…。高校の新聞部に所属する宮代拓留は当初、興味半分で事件を追いはじめる。しかし、取材を進めるうち、いつのまにか自分に危険が迫っていることに気づくが…。大人気ADVゲーム「CHAOS;CHILD」初の公式ノベライズがついに登場!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
薄荷飴
7
「来栖乃々」の視点を中心に何名かから見たカオスチャイルド。内容としてはダイジェスト形式であるものの、あれだけの文量をよくまとめているのでゲームをプレイしていない方でも全体のを知れるものとなっています。ですが個人的にはゲームを終えてから読んで頂きたいです。そもそもこの作品は、プレイした人としていない人ではあることに関して致命的な認識の差があるので、意味をうまく汲み取れない恐れがあります。エピローグではゲームでは見れなかったある人物から見たエピローグが見れるので、作品のファンならきっと満足できると思います。2016/02/01
陸抗
5
カオヘはクリア済みだけど、カオチャは未プレイ。主人公の拓留ではなく、別の人物の目線で描かれるカオチャ。だからなのか、拓留関連については特に、説明不足に感じる部分も多く、ちょっと物足りない。ゲーム始めようかな。2015/12/25
ふもふ
4
ゲーム本編の補完作品って感じですね、ゲームをプレイ済みかつ乃々が好きなら読んでおいて損はないかと。2015/12/26
niz001
3
面白かったのは面白かったんだが、原作未プレイなんで「これは何で?」と言う事がチラホラ。特に中盤の物語が動き出してから。2016/01/06
酒井 椿
3
製品版未プレイ、全くのノー知識で読み始めました。面白かった。ヒロイン視点で語られる物語はどこか歪で、そのことにより漂う不気味さが物語の雰囲気を上手く作りあげていた。最後の展開には驚いた。もう一度読み返したい作品。2015/12/12
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