メディアワークス文庫<br> 真白、はじめてのお伊勢参り

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メディアワークス文庫
真白、はじめてのお伊勢参り

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  • サイズ 文庫判/ページ数 328p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784048654685
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

おいら、柴犬の真白。お春ちゃんの病を治すために、伊勢神宮ってところへ行くことになったんだ。え? もちろん、おいら一人(?)きりさ。初めて江戸を出るんだけど、がんばるよ! ねぇ、ところで伊勢って、どこ?

内容説明

おいら、柴犬の真白。お春ちゃんが重い病にかかってしまった。そんなとき、「伊勢という場所に大神宮があって、そこには八百万の神様の中でも一番大きな力をもつ神様がいる。その神様にお願いすると、なんでも叶えてもらえる」って聞いたんだ。おいら、伊勢に行くよ!そして、大好きなお春ちゃんを元気にしてもらうんだ!!でもさ、伊勢ってどこ?江戸から伊勢まで約470kmの波瀾万丈の旅。真白は無事、伊勢に着けるのだろうか?

著者等紹介

行田尚希[ユキタナオキ]
2月1日生まれ。第19回電撃小説大賞“メディアワークス文庫賞”を受賞し、『路地裏のあやかしたち 綾櫛横丁加納表具店』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

papako

58
表紙のわんこが気になって、セールで。白いわんこ、真白が飼い主の病気快癒祈願でお伊勢参りをする。宿場ごとの名物を食べながら、過去の著名人たちと交流しながらお伊勢さんへ。軽く読めて楽しめた。人間たちが真白に新鮮にしてくれるし、真白も人間たちを信じてくれる。全てがつながって大団円。団子食べたくなっちゃいました。そして『おかげ犬』って呼ばれて、実際にいたんですね。うちの愛犬も白いけど、お伊勢さん行けるかしら?ダメなんですよね。年末に延暦寺に行きましたが、参道を歩けてすごく楽しめました。わんこにオススメです。2020/01/08

佐島楓

55
白い犬がお伊勢詣りをすると、願いがかなう・・・。そんな話を信じ、真白はご主人であるお春ちゃんの病気を治してもらうため旅に出る! ほのぼのとした展開だけでなく、言葉が通じない故のもどかしさを感じたり、人間の悪い面も見ることで、真白は成長していく。真白の想いは、神様に届くのか? 楽しみにお読みください。2015/12/06

スズ

45
江戸時代の江戸から物語が始まり、病気に苦しむご主人のために真白という飼い犬が一匹で東海道を旅して伊勢神宮に向かうお話。道中に出会う人たちに世話をしてもらいながら、様々な悩みに苦しむ人たちの悩みを真白が解決していったり、優しい人たちに出会ったり、温かいお話だった。伊勢神宮までに立ち寄る主要な都市や町の様子も丁寧に描かれているので、実際に読み手側も一緒に旅している気分になった。江戸時代、こういうお蔭犬って実際にいたらしいけど、人の優しさがなければ、伊勢神宮まで往復できなかっただろうなあ。

はな

41
柴犬の真白が飼い主のお春ちゃんの病気のためにお伊勢参りに行くというもの。犬目線の人間の世界が面白いし、食べ物もおいしそう。色々トラブルがあったり、人の優しさにも触れながら道中、犬でも大変だっただろうなって思いました。道中出会った人たちと江戸で奇跡的に再会していくところも素敵でした。2015/12/05

まりも

35
子犬の時に自分を救ってくれた春ちゃんのために、真っ白な柴犬の真白がお伊勢参りに行く話。人情味に溢れた心温まる作品。真白がアホの子で可愛いですね。わんこの真白が食べ物に釣られながら頑張る姿は読んでいて癒されるし、ほっこりしました。物語のテンポも良く、道中で歴史上の人物も登場するので最後まで飽きる事なく読む事が出来るのもポイントでしょうか。笑いあり涙ありのわんこ冒険物語なので、万人におすすめ出来ると思います。シリーズ化して真白が色んな所に冒険する姿を描いていくのもアリかも。2015/09/27

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