電撃文庫<br> シニガミライジング

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電撃文庫
シニガミライジング

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  • サイズ 文庫判/ページ数 344p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784048651134
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

荒事屋を営む『鬼』の伊佐美は、線の細い『人』の少年・凛を拾う。奇妙な共同生活を送る無骨な男と美しい少年。だが凛には深い心の傷と、秘めた衝動があり――。孤独な鬼と少年が織りなす、心震わせる物語。

内容説明

星野伊佐美。一昔前のアイドルみたいな名前だが、屈強な身体を持つ裏の『掃除屋』。忘れられない過去を抱え、ぶっきらぼうに仕事をこなす日々のなか、桜条凛と運命の出会いをはたす。桜条凛。山の手の旧家の子息にして色白で線の細い美少年。頭はきれるが、少し生意気、かなり世間知らず。とある事件をきっかけに奇妙な共同生活を始めた二人は、泣いたり笑ったりしながら次第に強い絆を作り上げていく。しかし、事件の裏に隠された陰謀が二人に迫る。そして立ち現れる死神の影―。不可避な宿命に寄り添い、抗う物語。

著者等紹介

優木カズヒロ[ユウキカズヒロ]
1986年、山形県に限界。2010年『ハロー、ジーニアス』で電撃文庫からデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まりも

30
ラノベ界の隠れた名作「ハロージーニアス」の作者の新作。「掃除屋」の伊佐美が旧家の子息桜条凛の面倒を見る事になる所から始まる話。ハードボイルド風味の世界観は好みなんですが、物語の展開がベタすぎるせいで物語中盤辺りで結末がある程度予測できてしまうのが難儀な所ですね。早渡、御陵院を始めとしたサブキャラの存在感が薄めなのも気になったかな。別に悪くは無いし、世界観や登場人物はしっかり作り込まれているんだけど、前作が良かっただけに色々と残念な所が目立ってしまったように思います。2巻執筆中っぽいし、次巻に期待。2015/06/13

サキイカスルメ

9
ところで凜は女の子じゃダメだったんですかね(おい)裏の掃除屋鬼の伊佐美と、死神の後継者凜のお話。二人の絆の話としては、少しずつ仲良くなっていく様子も微笑ましいですし好きですね。これで凜が女の子だったら、もっと好みだったですが……。最初から知らない単語がバンバン出てくるので、設定を飲み込むのが少し大変だったかな。物語は最後の方があっさり気味でしたが面白かったです。続くようなので今回が凜の成長、伊佐美との出会いで第一部、次回からいよいよ本番なのかもしれないですね。バトル多めになるのかな……。2015/06/17

ごぅ。

7
裏社会を舞台に、家族への復讐から旧習の因果に巻き込まれていくバディもの。この量にぎゅっとしすぎた感じはありましたが概ね楽しく読めました。おもに少年の決意と再起。その後にほんの少しの希望とこれからを考えるとハッピーエンドなのかな。。。2021/01/04

サエズリ割津

7
う~ん微妙でした。男の娘と死にたがり男のバディ物でしょうか。全体的にありきたりな展開で、あまり面白みを感じませんでした。前作が結構好きな話だっただけに別ジャンルのものをこの作者が書くとこうなるのか。やっぱハロー・ジーニアスみたいなほうが好みですね。次巻は読むか微妙。2015/06/14

凍矢

6
じっくり読んでしまえるほど、しっかりした世界観でした。主人公が気に入った少年が、まさかの死神候補に。そんな主人公は、鬼のコトワリで。そんな人間では無いもの同士の短い共同生活を送ることに。ラストのどんでん返しに、驚きました。2015/06/16

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