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内容説明
人はときに、大切なことを忘れて立ちつくす。そんなとき、飾り棚で交わされるココロの等価交換が、道を示してくれることがある。古い船乗りが星の光で方角を知ったように、宛名のない“贈り物”たちが、大切なことを優しく思い出させてくれる。ここは、東京・自由が丘、『カフェ六分儀』。ツンヘタレなアラサーシェフ作家と、珈琲を愛して止まないバツイチマスターが、香味豊かな一杯の珈琲とともに、あなたに幸せなひとときをお届けする物語。
著者等紹介
中村一[ナカムラハジメ]
第15回電撃小説大賞応募をきっかけに、2010年にデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
papako
56
シリーズ2巻。お、だんだん楽しくなってきた。カフェ六分儀の三人の息がぴったりあってきて、チマの毒舌とチマの立ち位置がしっくりきた。まぁ、そこまでハーレムしなくてもと思うけど。拓の作家業の危機も乗り切り、登場人物も増えた。オネエ板前、唐突だけどね。さてさて次。2018/11/28
たるき( ´ ▽ ` )ノ
55
今回も楽しませてもらった♪ 飾り棚にこめられた想い、いろんな人の心を救ってくれる。こんなカフェがあったら、ずーっと棚を眺めてしまいそう(*´ω`*)2019/02/16
はな
29
図書館本。以前読んでから時間が空いてしまったためか、登場人物像とかがわからず苦戦しながら読みました。ストーリー自体も何となく読みにくいのかな?なかなか読み進められず時間だけがとてもかかった印象。2017/10/10
ぽぽ♪
29
今回も、ほんわか温かい読了でした。お気に入りはスパイスメモリ。上手くいって良かったです。拓と知磨の距離も少しだけ近づいたかな。にしても、拓のSCZ二は納得です(苦笑) 次の巻も出るみたいなので、楽しみです。2015/05/12
ううち
28
まさかの第2弾。おおまかな設定以外は忘れていたけど、少しづつ思い出しながら読みました。拓さんが珈琲を淹れるシーンが良かったです。美味しそうなお料理がどんなものかもっと知りたいところ。遼吾さんがなかなか面白いキャラクターだったので今後の活躍に期待したい。3作目も出るようなので楽しみ。2015/11/26