千年紀末の神秘学

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千年紀末の神秘学

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  • サイズ B6判/ページ数 196p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784048140171
  • NDC分類 169.34
  • Cコード C0014

内容説明

シュタイナーの神秘学は、基本的な時代認識の方法であり、人間の知恵を生かそうとする態度そのものである。本書は、いまわれわれが感じている世紀末、千年紀末の切実感、不安感に対する「神秘学」からの案であり、この百年間で形成された時代状況の本質を見きわめようと意図している。この日常生活からもう一度目覚めることが、新しい共同体の出発点になる。シュタイナーの思想はそのような第二の目覚めをうながし、霊的体験の共有をめざす。人との結びつきを大切に願い、現在のあり方を示す案内の書である。

目次

序 千年紀末の現在
1 シュタイナーの提言
2 悪の働き
3 民族の課題
4 歴史意識
5 シャマニズム
6 キリスト衝動
7 日本人の民族魂

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

iwri

1
本書ではキリスト衝動と進化論を軸に、シュタイナーのアントロポゾフィーをシャマニズムの概念を経由させて、アジア的霊統の中にアントロポゾフィーを据えなおそうとする著者の考えに貫かれている。シャマニズムに対する著者の立場を批判する向きもあるが、私には浅学ゆえその是非を判断こそできないものの、ただシュタイナーの思想を拝むだけの「信者」になるのではなく、彼の思想を血肉化し、現代日本という状況の中で本当に活かそうとする著者の態度は、真にアントロポゾフィー的であると思う。2011/01/14

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