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出版社内容情報
右園死児、その文字列を含む すべてが禁忌――。
人間、動物、その他無機物の名称となった時に災害を誘引する右園死児。本書は、その原理の解明と対策を目的に発足した、明治二十五年から続く政府、軍、捜査機関、探偵、一般人による非公式調査報告体系である。
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コリエル
4
今まではファンタジー作品の作画を担当していた新川権兵衛による調査報告書に形をとったホラー作品。右園死児という忌み名が現象として人々に害を為す架空日本での年代記ものとも見られる。口に出すと呪われる名前というのは日本のホラーでは鉄板で、日本人ならばムラサキカガミなどのようなミーム化した呪言に小学生時分から馴染みがあるはず。本作はそうしたミームが実在していたら? という体裁の話で個人的には好きなジャンルだった。絵も相変わらず達者で雰囲気出てる。2025/07/10
辺野錠
0
報告書形式と言う独特な原作を上手くビジュアル化していた。巨大な脳髄やいきなり現れた白骨のシュールに思えてくるところも含めて。絵になると起こっている現象の奇怪さが増して良かった。後半の路線変更みたいな展開も上手く描写出来そうだから期待。2025/07/31
ぴよ(toyoneko)
0
1巻。原作は中盤まで良かったが、後半がどうにも微妙だった。本作はまだ中盤。後半をどう処理するのか期待2025/07/20